リハビリを =(イコール)運動 とらえがち?
リハビリ川柳シリーズ59
リハビリテーションの世間の認識ってこれかなと。
トレッドミル走って「リハビリ」
外の散歩して「リハビリ」
手作業をして「リハビリ」
・・・確かに響きで「リハビリ」とつけとくと「やってる感」が出るのは何となくわかります。というよりも、特に無意識に言っていることも多いです。
しかし、この「リハビリ」という言葉で思考停止させてしまってはもったいない。
「リハビリ」の言葉の中には目的が隠れています。
トレッドミルを走って「また以前の様に走れるようになるためのトレーニングを行っている」
外の散歩をして「また以前の様に近くのスーパーまで買い物に行けるようになるため持久力を付ける習慣をつけている。」
手作業をして「昔のように編み物が出来るようになり、物を作れるようにななる為に指先を動かす練習をしている。」
リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」[2] 「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。(wikipedia参照)
患者や利用者が「リハビリ」という言葉を使っていると要注意。もしかしたら思考を止め、「リハビリ」をする事が目的になっていることも多いです。
その方がどんな思いで「リハビリ」という言葉を使っているのか?一度確認してみてはいかがでしょうか?