望まない 相手の変化 求めない
リハビリ川柳シリーズ73
患者・利用者は自信に「良い変化」をもたらしたいと考えてサービスを利用します。
リハビリテーションにおいても同じです。
リハビリテーションを受ける方にはそれぞれの「良い変化」があります。
これは要するに患者・利用者にとって『都合の』「良い変化」になります。
患者・利用者の意向や価値観、思考、環境、タイミングなどなど本人を取り巻く要素の中から今の状況を考慮して『都合の』「良い変化」を求めます。
この視点を抜きにして考えるとどうでしょう?
医療職の一方的な評価、検査の結果から判断し提案した選択枝ははたして『都合の』「良い変化」と受け取られるでしょうか?
人によっては相手の考えを考慮に入れて『都合』を付けるかもしれません。
しかし、考慮に入れる範囲は本人の線引きなのですから、人それぞれです。
では患者・利用者の『都合』に合わせるにはどうしたらいいのでしょうか?
ここに相手とのコミュニケーションが大切になります。
相手の『都合』を引き出すことで、医療側の評価と結び合わせ「良い変化」を作り上げて行く事が出来ます。
その為にはリハビリ職は質問の内容や、自身の雰囲気を工夫し、『都合』を引き出しやすい環境を作って行く必要があります。
あなたが、あなたの都合を押し付けてしまう前に、
できることを一緒に探してみませんか?
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