ピノ・グリージョ入門編

ワイン名：ピノ・グリージョ 2018 ロックブルック
生産地：アメリカ・カリフォルニア
タイプ：白・辛口
品種：ピノ・グリージョ88%、リースリング11%、その他1%
購入価格(税抜)：￥980
オススメ度：★★★★☆

日本人のワイン愛好家に、「有名な白ブドウ品種を3つ挙げてください」と質問したら、「シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング」という答えが返ってくるでしょう。

同じ質問をアメリカ人にしたら、「シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリージョ」と返ってくるかもしれません。

アメリカや南半球でピノ・グリージョが人気がある理由は、ボリュームがあって果実味がしっかりと感じられるから。シャルドネとの共通項はあるけれど、シャルドネは南国系のフルーツの要素が強い点に比べて、ピノ・グリージョは北方系のフルーツの要素が強いところに違いがあり、白桃のような甘味が感じられるところが人気の理由と言えそうです。

このピノ・グリージョは難しいことは抜きにして、ほのかな甘みと果実のボリューム感を味わえる、非常に優れた一本。ピノ・グリージョの味わいに対するイメージが分からない方は、まずこの一本から始めてみるとよいでしょう。