ソムリエ試験にストレート合格する方法⑧
論述試験は無理ゲー
ソムリエ二次試験のテイスティング後に三次試験の論述試験が行われます。分かりづらいのですが、論述試験は二次試験の採点対象ではなく、三次試験の採点対象。ただ、同日に開催されます。
今回は前回に引き続きソムリエ試験直前ということで、試験当日の注意の論述試験編になります。前回パート⑦はこちら↓
今、noteを書きながら気づいたのですが、これだけピスコで酔っ払ってたのに論述よく書けたよな。。
さて、この論述試験ですがスピードゲーム。制限時間は20分。
毎年3題が出題され、ここ数年は必ずペアリング問題が出題されております。当日の二次試験テイスティングで出題されたワインのうち一種と合う料理について説明が求められます。赤か白かはわかりません。
その他は、残念ながら傾向も何もないので対策のしようがないです。強いて言えば、オレンジワインやロゼワインなどの基本的な知識をしっかりと表現できるか?が問われています。
で、どうもこの試験ですが「とにかく埋めればよい」ということが攻略方法と言われております。
その理由は三次試験の突破率が9割を超えていること。三次試験で落ちた方の多くが論述でほとんど記入できなかったこと。さらに加点方式であること。この3つが大きな理由と言われております。
つまり、書けるだけ書ききった方が圧倒的に有利。ということになります。
そして私が実際に受けた2022年の試験問題がこちら。
2022年の試験では問題3の文字数の制限がなくなりました。ソムリエ協会の模範解答を見ると、問題3の解答用紙は400字がMAXの原稿用紙だったようです。ソムリエ協会公表の模範解答↓
https://www.sommelier.jp/miagr8nd/2022kaitorei3.pdf
これを20分で回答するって笑
では、私の当日の試験を振り返ってみます。
先ず、前提として私は文字を書くスピードがメチャクチャ早いです。でも物凄い字がきたない笑
その私がほぼノンストップで文字を書き続けて、埋めきれませんでした。
たしか第3問の3、4行くらい余らせた気がするので320文字くらいでしょうか?
第1問と第2問は運良くピッタリ埋められたと思うので総文字数が820文字。20分で800字は限界だと思いました。
試験直後に落ちたとは思いませんでしたが、これ埋めるの無理だろー笑って感覚しかなかったです。
後日、模範解答を確認して
模範解答は試験の合否が出た後の12月に公表されます。模範解答を読んで安堵したのなんのって。
第1問はいいとして、第2問は完璧にズレてる。。私はロゼワインの製法よりもロゼワインの可能性と将来のワイン界への期待を書ききったのですが自己満足感がやばい笑
しかも唯一書いた製法をゼニエ法とか書いてるし(◯セニエ法)
第3問もズレてる。あきらかに方向性がズレてる。。
だが、受かった。
私の例を見ても、文字数が大事というのは間違いないかと思います。埋めるだけ埋めきれば加点方式なので点は増える。しかも実技と欠席を合わせて通過率9割なので埋めれば合格点数に達するのでしょう。
ちなみに、漢字の練習しなきゃいけない?と思ってる方がいらっしゃるかもしれませんが、私は平仮名連発でした。とにかく埋めること。埋めれば1割に入りません。
大事なことは当日、酔っ払わないこと。あとは指のストレッチ。
これで大丈夫。埋めれば受かります。