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自分というものが
どんどん抽象的になって


輪郭がぼやけていくのは


不思議に 
恐いことじゃなかった



重石が外れて
水面に浮上するみたいに


私は 私として澄みはじめる


抱えこみ過ぎなくていい



何を纏っていなくても、


あなたは倩しい



息を許して


心を弛めて




ただ   繰る瞳をみつめて


微笑んでいたいの







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