レコーディング当日、いっぱい練習したからもうその曲を弾くのは飽きている。

たとえば、一ヶ月後に曲Aをレコーディングするとする。毎日せっせとAを練習し続け、そのうち弾けるようになる。準備を整え、さてレコーディング当日…
飽きたぁ!もうAを弾くのは。
なので、まだ練習中の曲Bを録りだしたり、新曲を作り出したりする。いつものパターンだ。なぜこうなる?

曲を弾けるようになった時が、その曲を弾いていて楽しいピークではないか?あとはその再現になり、飽きてくる。読み終わった本をすぐにもう一度読めと言われたらしんどいよな、そんな感じか。

どうすりゃええの?
⇒なんとなくのコード進行を録ってみたらどうだろう?それに合わせて適当に弾く。で、なんかいい感じになったら録ってみる…
ん?楽しいな。アレ?音楽ってこんなに楽しかったっけ。なんか打ち込みで曲を作れるようになった頃を思い出す。あの頃は音を打ち込んで、再生して、音が鳴るだけで嬉しくて嬉しくて、打ち込みにのめり込んでいった。打ち込みに飽きちゃって、自分で弾くようになってからあまりそういう感覚は無くなっていたな。

今から自分が何を弾くのか、自分でも知らない。さて何を弾こうか?ドキドキ、ワクワク…う、楽しい。道が開けてview

ということで、この曲は先にコード進行だけ録って作った。
「下積み時代」
作曲/key/ギター/写真 川口コージ

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