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『また会う日まで』ジョン・アーヴィング
アメリカの作家ジョン・アーヴィング。5~6年前に彼のデビュー作『熊を放つ』や代表作と言われる『ガープの世界』『ホテル・ニューハンプシャー』にはまり、そこから彼の長編作品を読破してきてました。ディケンズを敬愛しているため、このイギリスの偉大な作家にならい、アーヴィングの小説も話の展開やキャラクターの豊かさが非常に面白いです。また死について考えさせられることも多かったです。『ガープの世界』を読んで村上春樹さんは、物語の重要性を考え直す機会になったようなことをたしか言っていました。
日本で翻訳されているもの(10作品ぐらい?)の中で最後に読んだのが、『また会う日まで』。アーヴィングの中でも最大の長編作なので、単純に手を取るのを後回しに。このストーリーと長さは賛否両論分かれそうですが、前半部が上手く後半の伏線として構成されているのはやはり見事です。