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フリーのアーティストのセルフマネジメント #梶Pのエンタメ金曜日

こんにちは。
金曜日の男、
Wind Produceプロデューサーの梶です。

今日は結構大事な話だと思うんですが、
僕はこのことについては、
ある意味で、ちゃんと意識せずに、
活動を行っていました。

どうやって人気になるの?
ということです。

ある程度、最近形にできたので、
同じような所で悩んでいる人のために、
最近僕がやったことを中心に書いていきます。

僕はアーティストのプロデューサーなので、
アーティストの活動を元に、
話をしていきます。
目標や業種はそれぞれあると思いますが、
それに全部共通する話になると思います。

まぁ超一流アーティストはおいておいて、
あと、マネジメントの仕事のことも。
まだ自分が語れるほどじゃないので。

フリーのアーティスト、
もしくはそれに近いアーティストのお話です。

今日のお話は、
どうやって目標を達成していくか、
とも言えます。

例えば、
目標が、
「ライブ動員を増やす」
だったとします。

その目標を持ったら、
すぐに人が集まる訳ではありません。

ライブ動員を増やすなら、
と考えた時に、
僕はまず分析から始めました。

ライブ動員が少ないならば、
それは必ず以下のどちらか、
①リピート率が低い
②新規が少ない
このどちらかのはず、と考えました。
逆にこの2つができていれば、
活動していく度に、
どんどん動員が増えますね。

リピート率は、
例えば今年なら今年の、
来場者リストをすべて書き出し、
その中から、新規のお客様を、
すべて書き出します。
そのお客様の中で、(=分母)
もう一度来てくださった方の人数、(=分子)
その数の割合がリピート率です。

今年の新規のお客様は10人で、
その中で、
もう一度来てくださったのが3人なら、
30%ですね。

リピート率が低い場合は、
自分に圧倒的に、
新規を入れまくる手段が無い限りは、
リピート率を上げることに、
特化したほうがいいと思います。

リピート率をあげるために必要なことは、
総合パフォーマンス能力、
つまりアーティストなら、
歌はもちろん、それだけではなく、
楽曲の魅力、
ビジュアル、
ファッション、
MCやトーク、
その他、ステージ上のすべて、
それがハイクオリティーであること、

そしてサービス、
例えばグッズ販売やコミュニケーション。
さらに環境も影響します。
ライブハウスならライブハウスの音響照明、
お飲み物や食事、
居心地の良さなど。

そういう所を見直してください。

総合パフォーマンス能力の向上は、
アーティストには常に必須なものですが、
自己流だけでやるには、
どれも限界があるので、
頼るべき人を頼るのがオススメです。

わからないものはわからない、
未熟なものを未熟と認める、
謙虚に学ばせていただく、
そういうことが、
僕は大事だと思います。

ライブMCなんかも、
ただの繋ぎの人から、
それだけで感動を与える人までいて、
普通の人はわりと手を抜きがちな分、
伸びしろがたくさんあるように思えます。

自分が自分のことを、
どれだけ見えているか、
ちゃんと判断できるようになりたいものです。

そして、
総合パフォーマンス能力を上げるには、
僕が1番必要だと思うのが、
自分の心が覚醒しているということです。
本当に強い思いが、
自分や周りを変えていく、
そういうことが、実際に、
目に見える形で起こります。

それでは次に、
ある程度リピート率が高い場合は、
新規の獲得を目指さないといけません。

僕の実力では、
まだまだ新規を十分に集めきれていません。
なので、集め方に関しては、
経験で語ることはできません。

ですが、
その前の段階があるように思えます。

新規が獲得できるかは別として、
例えば路上ライブを、
新規獲得のためにやるとしても、
この時点ではおそらく集まらない、
もしくは集まりにくいと思います。

というのも、
僕もつい最近まで思ってたのですが、
新しい人に、
自分のことを知ってもらうことが、
新規獲得につながると思っていたのですが、
どうやらこれは、
間違っているようです。

そんなこと思ってないよ、
そう思う人もいると思いますが、
結局同じようになってるよ、
なんてこともあるので、
一度見直してほしいです。

新しく自分を知ってくれた人は、
どうやって、
どういうルートを通って、
どういうメリットがあって、
ライブに足を運ぶのでしょうか。

新しく知ってもらうことは、
わりと偶然という要素を含んでいるので、
自分の意志がなくても、
自分に興味をもってもらうチャンスはあります。
ただ、当初の目的、
「ライブ動員を増やす」
それは、
時間、お金、手間、
いろんなものを費やして、
自分の意思を必要とするものです。

なので、
そこへと導くルートが必要だと、
僕は気づきました。

例えば身近だとSNS。
例えば路上ライブで、
Twitterに登録してもらい、
SNS上でコミュニケーションを深めて、
仲良くなってから、
DMでやりとりをして、
ライブに誘う。

これが成功するかは知りませんが、
これを自分の集客ルートだとしたならば、
Twitterの登録をしてもらうために、
路上ライブを行うというように、
行動の目的が変化します。
そして、SNSの目的も、
宣伝とか発言ではなく、
新しく知ってもらった人との、
コミュニケーション手段としてのSNS。
そんな風に、全部変わります。

目的のために、
適切な行動を行うということが、
一体どういうことか。
僕は恥ずかしながら、
最近まで理解できていなかったようです。

みなさまはどうですか?

目的を細分化して、
細かく目的と、適切な行動を置いていく。

そういうことができてますか?
できていて、
それが全てしっかり機能していますか?

こういうことが、
自分でできているアーティストは、
本当に強いと思います。
そして、今の時代、
僕はこういう能力も、
アーティストに求められているように思えます。

僕もまだまだなので、
たくさん勉強して、
たくさん実践していきたいと思います。



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