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モチベーション
モチベーションは下がって当たり前である。
仕事でも趣味の語学学習でもモチベーションはしょっちゅう下がる。でもかつてイチローが言ったように「50%しか出せない日でも、50%は絶対に出す」というのが大事だ。僕ら一般人は50%しか出ない日は30%くらいでやってしまう。
ハードルを下げる
始めるハードルを下げるというのも手だ。ハードボイルドの始祖とも言える小説家レイモンド・チャンドラーはモチベーションが落ちたときでも机には向かっていたそうだ。一定時間座っている間のルールは「書くか、何もしないか」のどちらかだけ。
村上春樹も連載している時期は毎朝必ず原稿10枚分は書くそうだ。逆にもっと書けそうな日でも10枚で止める。
語学学習ならどうだろう。学習言語のYouTubeやpodcastを聴き流し、だろうか。またはその言語で書かれた小説をとりあえず開いてみるとか。1〜2週間先にオンラインレッスンを予約するとか。
ギターならいったんケースから出してみる。弾かなくても良い。ただ出してみる。
勉強なら教科書を開いてみる。
最近筋トレを始めた。毎日ではないが、やる日はひとまず腕立て1回やってみてから考える。たいていはやる気がなくてもルーティーンの7割くらいまではやれる。あ、snsを流し読みする癖が抜けないからアプリ開く度に罰として筋トレしようかな…。
余計なものを排除する
ネットをオフにする。マンガを遠くに置く。スマホケースを手帳型にするだけで開く回数が減ったりもするそうだ。辞めたい習慣はそれをするのを面倒臭くすれば良い。
僕は読書をする時は喫茶店に行くことが多い。余計なものが目に入らないからだ。適度な雑音も心地良い。
人間は新しいもの、未知のものを探しにいきたいという衝動が組み込まれた状態で生まれてくる。数十万年前は移動すればするほど、食べ物が見つかる確率は高かったから。それは今も変わらない。スマホも新しい情報があるかもしれないと期待してしまうから見たくなる。我慢するだけで脳のメモリを消費してしまうらしい。つまり本当に集中したいことへ割くリソースが減ってしまうのだ。
モチベーションが低ければいっそうスマホの方へ集中してしまう。だから遠ざけるべきだ。
大きな夢と小さなゴール
遠い遠い夢を持つのは良いけど気が遠くなるので、すぐ達成出来るゴールもあると尚良し。語学学習ではDuolingoを1ゲームクリアすれば良しとしている(3分で終わる)。前述の通り筋トレも1回で良い。
モチベーションは変数だ。そんなものを頼りに何かをしていては続かない。モチベーションや天気などではなく、ルーティーンにするべきなんだ。朝はこれをやって昼はこれをやって…と。
僕はそこまでにはなれていない。仕事も不規則だしルーティーンが作りづらい。何よりぐうたらな性格だから全てを先送りにして部屋でごろごろするのが好き過ぎる。
ここまで書いてきた全てのことを覆すほどに好き過ぎるのだ。
いやでも部屋でごろごろするの最高じゃない?
部屋って天国じゃない?
ここがガンダーラじゃない?
そこへゆけばどんな夢も
かなうというよ
誰もみな知りたがるが
遥かな世界
すみません今夜は腕立て1回だけやって寝ます。
劇終