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いつも露出

いつも裸って意味じゃなく、明るい暗いの露出ですw
今回は、写真で重要な露出についてです。

「今日はEV12だね。雨降るかな?」

古いカメラは、露出を設定しなきゃならないので、こんな会話になるのです。
ちなみに、EV12っていうのは、薄暗い曇りの状態(ISO感度100の時)です。


【EV値ってなに?】

EVってElectric Vehicle(電気自動車)のことじゃなくて、Exposure Value(露出値)のことです。 ←最初からスベってますが、ここでもみごとなスベリw

EV値って、露出値のことなんですが、シャッタースピードや絞りでもいいんじゃないかと思いますよね。
私も最初はEV値を使う必要ないと思っていたのですが、これが意外と便利なんです。

【EV値はなんの数字?】

快晴の海岸とか雪とか、目がチカチカして痛くなりそうな状態は、EV16、もしかしてEV17かも。
ピーカン快晴で、EV15。ちょっと雲あるけど晴れてる状態で、EV14。薄曇りで、EV13。薄暗い曇りだと、EV12。夕方だと、EV10~EV11。屋内などEV7~9。
いずれもISO感度100の時です。

そう、撮影場所の露出なんです。

なので、「晴れ」というよりも、天気はEV値で会話するほうが伝わりやすいですよ。(相手に通じればの話ですが)

表にまとめてみました。
(昔はフイルムのパッケージに書いてあったのですが、最近は書いてないなぁ。)

シチュエーションと露出


【EV値の使い方】

さて、EV値をどう撮影で使うのかというと、シャッタースピード(TV)と、絞り値(AV)と、ISO感度(ISO)を決める指標です。

写真撮るときに必要なパラメータって、基本はこの3つですから、ある意味では撮影は単純な操作なのです。(え、ホワイトバランスが無いって。今回は露出の話だから無視!)
ちなみにEV値は、露出計で被写体を計るとわかります。

ご賢明の皆様はすでにお気づきかと思いますが、EV14といっても、シャッタースピード(TV)、絞り値(AV)の組み合わせは複数あります。

例えば
 EV14 = TV:1/250 AV:8.0 ISO:100
 EV14 = TV:1/500 AV:5.6 ISO:100
 EV14 = TV:1/1000 AV:4.0 ISO:100
 EV14 = TV:1/2000 AV:2.8 ISO:100
 :
 :
(まだまだ、沢山あります)

組み合わせは、表のとおりです。

EV値表

さらに、ISO感度(ISO)もありますので、組み合わせはさらに増えます。

ISO感度は、25、50、100、200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600・・・がEV値の刻みです。

「オレは、背景ぼかしたいから、絞り(AV)2.8だぜ」の方、TV:1/2000 ISO:100の設定でいかがでしょう。他にも組み合わせありますけど...
「おいどんは、パンフォーカス! 絞り(AV)22」の方、TV:1/30  ISO:100 いや、手振れしそうなので、TV:1/125 ISO:400でどうでしょう。

「あっしは、重厚感だしたいのでローキーで撮る」の方、露出補正でEV+1のEV15とか、EV+2のEV16で撮ってください。
「私は、ふわっとハイキーで撮りたい」の方、EV-2のEV12とかどうですか。

うわー、露出補正まで考えると無限大に広がっていく!!パニック!!! ←大げさ

でも、安心してください。今のカメラは、露出を計ってくれて、マニュアルモードを除いて、カメラが勝手に設定してくれます。
ハイキーやローキーは、露出補正で設定できます。

そう、あとはシャッターボタンを押すだけです。簡単ですよね(^^)

撮った写真を見て、
「あああ!露出がー」 _| ̄|○ ガックリ

この悩み、今も昔も変わりませんね...

<Neoうんちくオジサン>

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