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青色申告について
こんにちは
ご覧いただきありがとうございます。
本日はCFPの学習も兼ねて、
青色申告制度についてまとめたいと思います。
青色申告とは
個人事業主は自分で1年間の所得を計算し、確定申告を行い税金を納めます。この時に、通常の申告(白色申告)か青色申告を選択することができます。
青色申告制度は、簡単に言うと、帳簿に取引を記帳して、正しい申告をする人には、税制上の有利な特典をつけますよー!というもの。
ぶっちゃけると、白色にメリットはありません
2016年の調査ですが、80%の個人事業主が青色申告、13%が白色申告で申告するとの結果が出ていますので、多くの方は既に理解されていると思いますが、まとめていきます。
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(ちょっと脱線、いきなり?)
青色申告?・・・なんで青色????と思ったので、少し調べてみました
青色申告制度の由来
青色申告制度とは、シャウプ勧告と呼ばれる報告書を基に1949年12月より導入されました。
戦後、日本を統治するGHQは、「経済安定九原則」として日本の自立を求め、その中のひとつ、「徴税システムの改善」のために、租税法学者、経済学者のカール・シャウプを団長とする「シャウプ使節団」が来日。
シャウプは全国各地の税制を視察し、不公平が生じたり脱税が行われたりしない徴税システムを勘案します。その視察のために自動車に乗ったときに、日本人の運転手に「日本人は青色をどのような感じで受けとめるだろうか」と聞いてみたところ、「ああ、青色は気持ちのよい色ですよ。青空のようにスッキリした色ですからね」という答えがハネ返ってきた。そこで、「青色にしよう」と決めたわけである。※一部抜粋、詳細は以下参照。諸説あり
この時の運転手さんが、別の答えをしていたら、きっと今頃は別の色に
なっていたのかも・・・・・・
話をもとに戻します。。。
青色申告については、以下の動画に詳しくまとまっていますので、
時間ある際にぜひご覧ください。
本記事では、メリットを中心にお伝えします。
青色申告はメリットがいっぱい!
~全ては税金を抑えるために~
10万円または55万円(65万円)を所得から差し引ける。
赤字が出たら翌年以降の黒字と相殺して税金を減らせる。
事業を一緒に行う家族への給与を全額経費にできる。
売掛金の残高の一部を必要経費にできる。
30万円未満の備品などの購入費を、一括で経費にできる。
税金は所得に対して課されるので、所得を減らすことができれば、税金も抑えられます。ここでいう所得を減らすというのは「稼ぎを減らす」ことではなく「課税される金額を減らす」ということです。
正しく理解して、活用できるものは積極的に活用しましょう
最後に
これからの時代は、今までのスタンダードであった「新卒で入った会社に定年までいる」という働き方と違い、転職を複数回したり、自分で企業したり、多種多様な働き方が増えてくると思います。
実際に大学の同級生の中にも、脱サラして、マンゴー農園をやったり、地域街おこし隊を活用して、地域特産の商品開発と販売をしている友達もいます。個人事業主になる際には、「青色申告制度」ぜひ思い出して活用してみてはいかがでしょうか
ご覧いただきありがとうございました。