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将来の計画じゃなく、今を楽しむ手帳を作ろう。

手帳とは本来、将来を計画する道具です。

市販の手帳は将来の日付が印刷された紙面で構成されています。

私の手帳は自作ですが、それでもやはり将来を計画するための道具、でした。

「でした」と、あえて過去形で書きました。なぜ?

計画すればするほど「計画通りにはならない」という事実を突きつけられるから。

1分単位でタスクの予実を管理していると、それが体感できます。

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最近は「早くやろう」「少しでも多くのタスクをクリアしよう」という意識が薄れてきました。

その代わり、なのかはわかりませんが、一つ一つのタスクへの集中力が上がってきたような気がします。

爪切りに集中する。歯磨きに集中する。字を書くことに集中する。

歯磨きには6分かかります。ほぼ毎回6分です。この6分は、穏やかな気分で、ただひたすらに歯を磨いています。

昔は、歯磨きが面倒でした。虫歯や歯周病を防ぐためにやっていたに過ぎません。

そのころに比べると今は、歯磨きそのものを楽しんでいます。

爪切りだって、手帳に字を書くのだって、楽しんでいます。

実行して、かかった時間を手帳に書くだけで、いつの間にかそうなっていました。

ひょっとしてこれは、計画を立てて実行するよりも、大事なことかもしれませんね。

「将来のために今、苦行を積む」から「今この瞬間に集中し、ひたすらに楽しむ」というライフスタイルに、変わりつつあるのです。

今は歯磨きに集中していいんだよ。

そう自分に言い聞かせるために、手帳にタスクを書くのです。


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