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意欲低く生きる。エネルギーが少ないんだから省エネ運転でいい。

そんなわけで、布団から抜け出してコーヒーを喫し、水回りを清掃し、洗濯ものを干していたら日曜の午前は過ぎており

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ぼくは自宅が好きです

清掃して、布団干して、取り込んで、収納を考えて、掃除ロボを動かして

住んでるのは築20数年のマンションで、この3年ほどで古くなってきたキッチン、洗面所、トイレ、風呂をリフォームしました

さらに快適な我が家がさらに好きになりました

とはいえ、ばりばりとDIYして見違えるようなインテリアを作る、みたいなのはできません

そんなエネルギーはない

そう、ぼくはエネルギーが薄い

バックパックひとつで見知らぬ国を旅するとかできない

そういうのは怖い

自宅で、コーヒーを嗅いでいるだけで満たされるから、それでいい

自分はエネルギーに満ちていてなんでもやれるはずだと思ってたけど、実はあんまり何もできないことに、中年になってやっと気づいた

そんな自分を認めたくなかったけど、なんとか自分と折り合いをつけたら楽になれた

無理にしんどいことしなくていい、自宅でいつものチェアにニュルっと座って、万年筆で何か書いて、コーヒーを飲んでいればいい

生命エネルギーが少ないんだから、省エネ運転でいいんだ

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