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コバの処理はタフさの証、ミリタリーの残香。カッコいいシステム手帳を考える。
手帳をもっとカッコよくしたい。
いつも、そう考えています。
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手帳をカッコよくするため、いい感じのことを書き込みたい。だから仕事をがんばっています。
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手段と目的が逆です。仕事のモチベーションが上がるなら、それもいいです。
ところで、カッコいい手帳とは具体的にはどんなのでしょう。私はシステム手帳しか使わないので「カッコいいシステム手帳」とはなんなのか、考えてみましょう。
システム手帳はさまざまな要素で構成されますが、最も重要なのはバインダーです。
私にとって最もカッコいいバインダーはもう決まっていて、1980年代に作られたウィンチェスターです。
今なら高品質のバインダーは他にいくらでもあります。
私がウィンチェスターが好きなのは、若いころの憧れも多分にありますが、それだけではありません。
とにかくタフなのです。
たとえば。
皮革のバインダーで痛みやすいのはコバです。コバの処理は、磨く、樹脂を盛る、ヘリを返すなど、様々です。
樹脂だといずれ割れて剥がれるし、ヘリ返しは摩耗して破れます。
いちばんタフなのは磨きでしょうか。オーセンがこれですね。
ウィンチェスターはというと、どれでもない「切りっ放し」です。たぶん、そう。
たぶんというのは、新品のウィンチェスターを見たことがないから。ある程度使い込まれたウィンチェスターしか見たことないんですが、たぶんこれ、切りっ放しですよね? 接着剤ぐらいは塗ってそうですけど。知ってる方がいたら、コメントででも教えていただければ。
切りっ放しは簡素で、荒々しいので、高価なバインダーにはあまり採用されません。
でも、タフです。割れたり剥がれたりしませんから。
システム手帳は、軍人が現場で使うために開発されたから、当初からコバの処理は簡素でタフな切りっ放しだったのでしょうね。
そのころのミリタリーな雰囲気を残しているから、ウィンチェスターに惹かれるのでしょうか。
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