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書き続ければノートは人生の芯となる。「仕事ができる人のノート術」
2011年の本。古いですが「ノートを書く」という主題は新鮮なまま。
タイトルに「仕事ができる人の」と入っていますが、実際には「仕事を含めた生活を楽しむためのノート術」みたいな内容です。
「ノートも手帳も1冊に統合し、常に手元に置いて読み書きしよう」と著者は提案します。A5のルーズリーフにカバーをつけ、ペンケースを縫い付けた著者のノートがいいですね。
ノートには何でも書きます。毎日書いて習慣にします。書き方は、著者が考案したアイデアマラソンで。
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メモに通し番号、今日の番号、バランス数を振るのが、アイデアマラソンです。
「今日からアイデアマラソンを始めよう」とメモしたら、通し番号1、今日の番号1、バランス数1です。
翌日「アイデアマラソンを書くのを朝のタスクにしよう」とメモしたら、通し番号2、今日の番号1です。
バランス数は、1日のメモ数のノルマです。バランス数が1のとき、1日に1つメモしたら0になります。2つなら1。メモしないとマイナス1。慣れたらどんどん増やしていきます。
私は20年ほど前にアイデアマラソンの本を読んで以来、これをやったりやめたりしてきました。去年、再びはじめて、今は通し番号が4000、バランス数は30/日に設定しています。
30とはけっこう多いんですけど、これは毎日書き出すタスクや日記にも数をふっているから。純粋な意味でのアイデアはもっと少ないのですが、何であれ、書けば書くほどアイデアは出やすくなるので、これでいいかな、と。
メモを数える。それがアイデアマラソンです。数にこだわることでメモを増やし、習慣になるのです。
数えることはシンプルですが、絶大な効果があります。私の合計バランス数は今、マイナス80ほどです。1日に30のメモをしてやっとプラマイゼロで、ちょっとサボるだけですぐにマイナスに落ち込みます。10日ほど前まではプラス50ほどあったのに。
これを挽回するためにはメモを増やさなくてはなりません。この「バランス数」という制約が、私の手帳をレベルアップさせてくれそうな気がします。
アイデアマラソン以外にも、様々なノートの活用法が載っています。がんを宣告され、余命わずかな両親に送ったノートの活用法は、私も真似してみたい。