[AIチャレンジャー] 第8回(後編):AIでスポーツ関連事業のPR用イラストを作ってみよう!
自社の事業のPR企画やニュースレターなどに使えるイラストを、自分たちでAIを使って自前で作ってみてはどうだろう、という挑戦の実験をする連載企画「AIチャレンジャー」、おかげさまで大好評をいただいております。
中には、この連載のプロンプトを追ってAIイラストを作ってNFTで儲けが出始めた、という読者の方もいらっしゃり、嬉しい限りです。
第8回は「スポーツ関連事業のPR用イラスト」をテーマに、いろんなスポーツのイラストをAIで表現してみることに取り組んでいます。前編はこちら。
そして、大変お待たせしました。今回はその第8回の後編です。
なお前回同様、この連載記事の中に掲載されたAI生成の画像は全て、著作権フリーでご利用いただけます。また公開している呪文(プロンプト)も自由に使ってOKですし、わざわざ出典の記載もしなくても大丈夫です。
それでは「AIチャレンジャー」第8ミッションへのチャレンジ後半戦、スタートです!
* *
■[AIチャレンジャー]第8回(後編):AIでスポーツ関連のPR用イラストを作ってみよう!
暑い季節になってきて、スポーツや運動イベントなどが盛んになってくる時期。AIにいろいろと運動にまつわるイラストを描かせてみよう。
ただしお伝えしたように、AIは棒立ちの人物を描くのはすごく得意だが、走ったり跳んだりとちょっと動きをつけるだけで、途端に描くのが苦手になる。なかなか生身の人間のような理想的な動きをしてくれないのだ。
人物の動きを描くのが苦手なAIに、スポーツを分かりやすく描かせるにはどうすべきかということを、前編ではいろんな競技の種類を使って実験してみた。
動きがなくても、工夫をすればそのスポーツのイラストであることがすぐに伝わるということがお分かりいただけたかと思う。
また前回は、こういうリアル系のAIイラストを作成し、そのモデルの違いをどう表現したかという技術的な話も書いた。前回を読まれた方は、ぜひざっと読み返して復習しておいていただきたい。
さて、今回は前回のユニフォーム論からさらに話を進めてみよう。
次の3枚のAI生成画像を見ていただきたい。これら3つのAIイラストはそれぞれ、何のスポーツを表しているか、お分かりだろうか?
ほとんどの方が当然のごとく、1枚目はバスケットボール、2枚目はサッカー(フットサルなども)、3枚目がバレーボール、と答えられたのではないだろうか。
なぜ、AIイラスト1枚でそれが伝わるのか?
「だって、ボールがその競技のボールじゃん」と考えるのは簡単だが、ではこのボールが描かれていなければこのイラストのスポーツは分からないものだろうか? 恐らく、ボールを描かなくても意外に分かるのではないか。
シンプルに描いても見る人に伝わりやすい表現とは何なのか、ということを前編ではいろいろ実験してみた。こちらのAIを見てもらおう。この3人は何のスポーツの選手だろうか?
noteマガジン『マーケティング発想源』では、皆さんのお仕事やご商売に活きる有用で有益な発想源を多数お届けしています。新事業や新企画のアイデアの発想源がいろんな視点から次々と。応援よろしくお願いいたします!