僕の心のヤバイやつ
毎年の恒例になってきている、ブラックフライデーで2ヶ月お買い得に契約したKindleUnlimitedで本読み放題の季節が終わる。
「僕の心のヤバイやつ」
色々な方面から面白いという話を聞いていた。
ということで、ちょうど3巻までKindleUnlimitedにあったので読んでみたが、どことなく気恥ずかしい恋愛エピソードが心に響く良い話だった、面白い。
ということで、3巻まで読んだはいいが、全巻揃えたくなってしまった。
そのほかに最近読んでいたのが、プロゲーマー梅原大吾さんの本。
偶然テレビにウメハラさんが出ているのをみかけて、ずっとウメハラさんの本を読みたかったことを思い出した。
そして読んでみると、想像以上の面白さだった。
ウメハラさんの本を読み、社会的地位が高いわけでもない、しかも、シンプルに勝ち負けだけが全てという領域で、黎明期から活躍を続けている人間というのは、もしかすると、この世界の誰よりも人間として成熟しているのかもしれないとか、そんなことを思ってしまった。
ということで、ウメハラさんの本も手元に置いておきたくなってしまい、KindleUnlimitedで読んだ後に買ってしまった。(しかも、もう絶版のようで新品が見つからず、少しお高めで購入。)
お買い得に契約したKindleUnlimitedだったが、読んだ本をこれだけ買いなおしていたら、何がお買い得なのか良くわからなくなってきた。
でも、ウメハラさんの本にも、勝ち続けるためには場面場面の最適解を追い求めるのではなく、全体観を大切にしないとダメみたいなことが書かれていた。
KindleUnlimitedが機会を与えてくれたからこそ、これらの本を読むことが出来た訳だし、細かいことをケチケチ考えず、来年もまた楽しくKindleUnlimitedの季節を過ごそうと思うのでした。
さて、そんな感じに読書をしつつ、今日も、自分が長年身を置いている勝負の世界、中央競馬の馬券を買っている。
あれだけ無駄な馬券は買わないようにしようと思っていたのに、「勝ち続けるためには場面場面の最適解を追い求めるのではなく、全体観を大切にしないとダメ」という言葉に、悪い意味で勇気づけられ、今日も「経験を積む」という名のもと、思い返せば何で買ったのだろうと思うような適当な予想の馬券を買ってしまった。
衝動的な欲求から逃れることは、何とも難しい。
うーん、これが本当の「僕の心のヤバイやつ」。