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WimHofMethod 公式本の要約 Part8 五感を超えて行け
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)以外にも、科学的には位置覚や内受容(体内で起こった刺激に対する感覚)などの感覚も認められています。
プロプリオセプション(位置覚)とは、自分の身体の位置や動きを空間を通して認識することです。
これは、筋肉、腱、関節内にある機械的感覚ニューロンである固有受容器によって媒介されます。
インテロセプション(内受容)とは、私たちの身体の中で起こっていることを認識することと定義されています。
空腹や満腹や、暑い、寒い、トイレに行きたいなどは、インテロセプションです。
インテロセプション(内受容)は意識的なコントロールが及ばないと長い間信じられてきました。
しかし、私たちの心は、体のどこにでも意識を集中させる事ができます。そこで起こっていることを認識し、それに影響を与えることができるのです。
寒冷暴露と呼吸の練習をすると、(※神経の膜電位が下がり)微妙な内部プロセスを感じるのより敏感な状態になります。
心臓の鼓動に集中する練習は、インテロセプション(内受容)の感覚を磨くのに最適な方法です。この練習は、心臓や循環器系との意識的なつながりを築くことを目的としています。
心臓の鼓動は不随意ですが、インテロセプティブ(内受容的)に意識をそこに向けると、ストレスのあるときに心拍数を下げ、細胞の酸素と栄養の吸収を向上させることができるのです。
では、インテロセプション(内受容)の訓練法を紹介します。
1.快適な空間で座るか横になります
2.リラックス!
3.自分の心臓の鼓動を感じ、イメージします。
4.自分の心臓の鼓動とつながり、出来れば呼吸も同調し、どこでもあるように感じられるようにします。
5.あなたの循環系を視覚化します。息を吸うたびに血液がどのように酸素と血液を供給しているかを想像してください。臓器や筋肉に栄養を送り、老廃物を運び出します。
(二酸化炭素などの)産物を肝臓、腎臓、そして肺
6.心臓の鼓動に再びつながり、呼吸も同調させてみます。(※訳者注 呼吸数10回/分・心拍数60回/分の場合、心拍2回かけて吸い、心拍4回かけて吐くと、シンクロしやすいようです。)
こうやって心と体の繋がりを取り戻す練習をします。これがインテロセプティブ・フォーカスです。
1日数分で、このつながりを深め、その恩恵を受けることができるのです。