アイスバスの前でウロウロしてませんか?
アイスバスに入るには、それなりの覚悟が必要です。というか、そもそも覚悟を鍛えるトレーニングなのです。
私もアイスバスの前で「覚悟」「コミットメント」「覚悟を決める」「結果にコミット」などとブツブツつぶやきながらウロウロして、気付けば30分も経っている事がありました。
この30分、客観的にみると無駄ですよね。
そこで、アイスバスに入るまでのルーティンを作りました。ルーティンというほどの事もなくて、ヴィム・ホフ・メソッドのベーシック呼吸法を3ラウンド、逆立ち1分、ホーススタンスを3分
すると恐怖心半減!
“なんか出来る気がする”
これが体の生化学を変えるという事なのでしょう。
呼吸法で血液をアルカリ化
逆立ちで頭に血液を送る
ホーススタンスで足腰に力を入れる
ヴィムはこの手順をプライミングprimingと呼んでいます。
※一般的に、プライミング効果とは先行する刺激(プライマー)の処理が、次の刺激(ターゲット)の処理を促進する効果のことを指す。
「全力で呼吸にコミットすると、体の科学的組成が変化して、逆立ちとホーススタンスで精神を統一すると、アイスバスに入る恐怖心を克服できる」という鶏が先か、卵が先かみたいな話です。
もうひとつ「案ずるより産むがやすし」
アイスバスに入る前の恐怖心が最も強く、入ってしまえば恐怖心はそうでもないというか、そして2分の壁を越えれば、内なる平和が訪れます。
MUSEのキャリブレーションに1分以上かかっていて、最初の動揺(turbulence)が計測できていませんが、アイスバスに入ると、脳は落ち着きます。さらにアイスバスから上がってホーススタンスをやっている時も目が開いているのにCarm状態になります。これは医学の常識では、開眼してアルファ波が出ることは、あり得ないとされています。