世界は小さな小さな仕事と、人間の怠惰を試すような仕事でできている
「働く」の当たり前に気づいたことがある。
やりたいことをたーくさんやらせてもらえる分、当たり前だけど、やりたくないこともたーくさんある。そんな当たり前。
やりたくないこと、というのは、例えばほんとうに些細なことだ。例えばオンライン打ち合わせのセッティングをすること。社内のコミュニケーションツールを使いながら関係各所に連絡をとること。自分がしたことをきちんと報告すること。
当たり前だ。全部全部当たり前にしなきゃいけないことで、そんなに考えがつまづくことじゃない。
だけど、もしフリーだったらと考えてしまう。
フリーだったらやりたいことをやれるのになあ、と。いや、でも、そうか。その分フリーだったら確定申告、経費精算、を自分1人でしなきゃいけない。いや、違うな。むしろフリーだからこそ、そういう小さな仕事を自分が率先して行わなきゃいけないのか。
フリーであれば、仕事を”受ける”ことが多くて、人柄と信用で仕事が生まれていくと考えると、そういう小さな小さな仕事の精度と対応こそが必要になるのだろうな。
と、ここまで考えて、結局会社も同じかあ、と思った。そういう小さな仕事ができる人ほど、その丁寧さに気づく人がちゃんといる。小さな仕事をできない人には大きな仕事は巡ってこない。
たぶん、これが”当たり前”のことだ。今は信用を作っていく時期。怒られても、失敗しても信用を積み重ねる。それが私に必要なことなんだろうな。
世界は小さな小さな仕事と、人間の怠惰を試すような仕事でできている。
”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。