ここだけの話、私の寝間着は冬でもTシャツ短パンです
ここだけの話、私は冬でもTシャツ短パンで寝ている。でもそれをおかしいと思ったことはない。なぜならこの家には私だけしかおらず、「おかしいよ!」と思う人もいなければ、思う私もいないからだ。
そう思うと、ジェラートピケやファストファッションのもこもこパジャマゾーンに入ったことない理由に合点がいく。自分に縁がなかったからだ。
え、どうしてTシャツ短パンなの? と言われると、正直自分でもよくわからない。
ただただ、パジャマを衣替えるという概念がないのだ。Tシャツ短パン5着ぐらいをローテーションしていると勝手に季節が変わっていく。
春から夏にかけては全然問題ない。むしろ気温がそうさせるし、私調べ的にもーあんまり多くのデータがあるわけではないけれどー多くの人が入浴後に同じような格好をしている。
ただ、秋から冬にかけては気温がぐっと下がることもあって多少問題があるように思えるだろう。けれど、私は問題ない。なぜなら暑かったら窓を開けるように、寒かったらエアコンをつけたり電気ストーブをつけたり、ブランケットをかけたりすればいいからだ。
むしろね、私からしたらどうしてみんなパジャマを衣替えるんだろう? と思う。
だって、部屋の温度は基本的に過ごす自分が心地いい温度に設定しているはずで、自分の恰好問わずに過ごせる唯一の場所ではないのだろうか? 外気も、電車内温度も、打ち合わせ場所の室温も自分の力及ばずの領域だ。
自分の好きなように温度設定もできるからこそ、ひとり暮らしの部屋を「城」と呼ぶんじゃないのだろうか? え、違うのかな。
それにね、こたつで食べるアイスが美味しいように、夏の恰好で入る冬の布団は最高なんだよ。冬の寝具はあったか仕様になっているから、どれもめちゃくちゃ手触りがいい。とにかくいい。ゴールデンレトリバーに包まれるってこういうことなんだろうなと思いながら毎夜眠りにつく。
だから朝、私調べ的にもーあんまり多くのデータがあるわけではないけれどー多くの人と同じように布団から出れなくなる。自分の体温でぬくぬくとなった朝の布団は、人間が自作した一番の安全地帯だなと思う。
ちなみに私はゴールデンレトリバーを飼ったこともなければ、包まれたこともない。