ちょうど1年ぶり、デザインフェスタへ
1年ぶり、今日は昨年も行ったデザインフェスタ、略してデザフェスへ行ってきた。
昨年からちょうど1年。
あの柱のような、トロフィーのような形のビッグサイトに向かうまでの道のりで、「また私は、ここに来れた」と思った。建物が目の前に迫って大きくなればなるほど、テンションと気持ちがどんどん上がっていく。
昨年買ったポストカードは、私の部屋の壁にマスキングテープでペタペタと貼られているし、ロングTシャツはプライベートの1軍クローゼットになっている。
今日はどんなクリエイターさんと、どんな作品と出会えるだろうか。
会場に入ってまずびっくりしたのが、来場者数の多さだった。所狭しと並んだブースと、ライブペイント用の大きな壁、その間を行きかうたくさんの人、人、人。
なんかあれだ、千と千尋の神隠しの湯屋のシーンを思い出す。
デザフェスに来ている人はほんとうにいろんな人がいる。多国籍だし、そのファッションもみんな面白い。着物や浴衣、ロリータ、頭からつま先まで真っピンク、角カチューシャをつけた人々、ほとんどの肌が丸見えの外国人、コスプレイヤー、独自キャラクターの着ぐるみ。
そして、みんながみんなそれを見咎めることがない。そういういろんな色や音、香り、個性、素材、職業がここではくちゃくちゃになっている。
私が好きなポストカードが多い、イラストジャンルから順にブースを見て回る。一歩歩くごとに、たくさんのクリエイターが作った作品と、創作物が洪水のように目に入った。
ここは、一歩歩くだけで情報が更新される。ああ、あれもほしい。これもほしい。そっちも素敵。こっちも可愛い。可愛い。可愛い。
そして、私が次に驚いたのは、時間の過ぎようだった。今日は10時から19時までだったのだけれど、14時から来ていた私が、そろそろ2時間ぐらい経ったかな、と思っていたら18時だった。
「……えぇ!?!?」
心臓が飛び出た。
だって、そのときの私は10ジャンルあるうちの、3ジャンルぐらいしか回っていなかった。まだあと7ジャンルあるし、見てないブースなんて数えきれない。
途方もない。デザインフェスタはまるで、創作の銀河だ。回数を重ねるごとにどんどんどんどん大きくなる。ジャンル数が増え、イベントが増え、ワークショップが増え、ブースが増える。
そういえば、今年は子連れの来場者や、子どもたちの姿もたくさん見かけた。子どものうちから、こんなにたくさんの、他では売っていない1点ものを見られるってなんとも羨ましい……。
こちらが、今年の私のデザフェス戦利品。相変わらずポストカードが多いし、でも今年はポスターなんかもいただきました。また来年。