英文添削作業の配信を1ヶ月続けたら、想定外の嬉しいことがあった話
こんにちは。フラミンゴの金村です。
皆さんはもう『Clubhouse』に入りましたか?
僕は6日前ほどに入りました。
英語のPodcast感覚で楽しく聴かせてもらったり
自分で配信してみたり楽しませていただいています。
誰でもカンタンに配信できるってすごいですよね。助かります。
英文添削作業をライブ配信していました
さて、今日は同じ配信でも「作業配信」についてお話します。
実は、今年は毎日ライブ配信をしていました。
1月頭から今日まで、平日毎日夜9時から1時間半の配信でした。
配信の内容は、英語ネイティブの日本人による英文添削作業です。
自習課題として提出される英作文の添削作業風景を配信していました。
もともとは、「孤独」を埋めるためにはじめました。
巣ごもり生活を強いられている方が勉強をはじめるきっかけにしたり、
家でモクモクと働く先生・コーチの寂しさを埋めることを目指しました。
おたがいの孤独を解消する集いの場でありつつ、
お客様と先生との出会いの機会にしたいと思っていました。
詳しい内容はこちらのnoteを読んでみてください。
スタートまでの経緯や想いを言語化したものです。
やってみたら、思ってもみなかった良いことがあった
この取り組みを進めたことで、思ってもみなかった良いことがありました。
もともと想定していた「巣ごもり生活を強いられている方が勉強をはじめるきっかけを提供する」というところはまだまだ弱いので改善が必要です。
ただ、それとは別で嬉しいことがあったので、このnoteでシェアします。
運営側が仲良くなる場になった
僕たちのチームにはフルリモートの英語コーチがたくさん所属しています。
ちょっと、この人数を公開しても良いことがあんまりなさそうなので
世界の5〜10カ国くらいに散らばっていながら
ざっくり数十人の日本人コーチがいるという感じにぼやけさせておきます。
今回のライブ配信企画の実施によって
世界中にちらばるコーチと弊社スタッフとが
同じ時間に同じ場所に集う機会が生まれました。
それまでは非同期のコミュニケーションが主でした。
1対1の面談や打ち合わせはZoomで同期的に実施していたものの
みんなで一緒に同じ時間を過ごすみたいなのは稀でした。
僕としては、この同期的にみんなが集まることが
コーチとスタッフ、コーチ同士で仲良くなるための場になったと
そんなふうに思っています。
歴史的に同期的な場があることが重要らしい
僕は歴史が大好きでして、理論的に正しいかどうかよりも
歴史的な経緯や背景から学んでいくことが多かったりします。
『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法 』という本があります。
メモ帳のログをみると、2019年2月15日に読んでいたみたいです。
組織を強くすることで目標を達成していくための本です。
そこで紹介されていた、ひとつの実際の出来事が興味深いです。
以下のツイートの写真を見てください。
これは第一次世界大戦のときの写真です。
敵同士のイギリスとドイツの軍人が楽しくサッカーをしています。
ずっとにらみ合いをつづけていた敵同士が
クリスマスの日に楽しそうにサッカーをしているわけです。
この本で分析がされるまでの間は
「キリスト教徒だからクリスマスは戦わなかった」
みたいな主張がされていたそうです。
ただこれは違うらしいです。
同じ時間に(同期的に)同じように
ご飯を食べたり、お風呂に入ったりすると
敵同士であっても信頼関係が育まれて
このような状況が発生したらしいです。
実際に、クリスマスの日だけ友好的なわけではありませんでした。
お互いに、クリスマス以前から配慮がされていました。
お互いのトイレや炊事場を攻撃していなかったりしました。
クリスマスだからではなく、同期的に過ごしたから
お互いに信頼関係が芽生えて配慮しあっていたわけです。
参加したコーチからもらったうれしい言葉
歴史はやっぱり正しいなと思います。
配信の企画に参加してくれたコーチからうれしい言葉をもらいました。
「CEOっていうとどんな人かと思っていたけれど、親しみが持てた」
「会社の雰囲気を知れてよかった」
「他のコーチのことを知る機会になって嬉しかった」
時差や地理的な隔たりを越えた信頼関係をつくることは難しいです。
これまで、常に難しさを感じ、困っていました。
ただ、この企画が突破口になるような気がします。
もしよかったら、こちらから当日の様子をご覧ください。
まとめると
もともとは、おたがいの孤独を解消する集いの場でありつつ、
お客様と先生との出会いの機会にしたいと思っていました。
この目的を果たすための改善はつづけます。
もっと良くできますし、メンバーが検討中です。
2月1週目はお休みにして準備を進めることになってます。
一方で、想定外の嬉しいことがありました。
副産物として、同期的にみんなが集まる機会になって
コーチとスタッフ、コーチ同士で仲良くなるための場が生まれました。
チームで一丸となって
これからもよりよりサービスにしていきます。