英語学習のタスクをシンプルにして、モチベーション低下を防ぐ方法
8日目です。金村です。英語を勉強する人たちのために、毎日投稿しています。今日はかなりたっぷりと寝てしまいまして、ゆっくりめの時間の投稿になりましたが、昨日予告させていただいたとおり英語の勉強を習慣にするために重要な英語学習のタスクをシンプルにすることについて説明してみます。昨日の投稿は以下から確認してください。
おさらい
なぜ、英語学習のタスクをシンプルにすることをおすすめするのかといいますと、せっかく芽生えた英語学習に対するモチベーションを損なわないようにするためです。モチベーションはグライダーだと言い表せるように、英語の勉強に対するモチベーションは勉強をはじめたときが最高点です。モチベーションが下がってしまうイベント(事件)を回避して、最高点に近いモチベーションを維持し続けることが大切です。
そこで重要になってくるのが、事件を回避するためのテクニックで、そのひとつが「タスクをシンプルにする」というものです。
タスクをシンプルにする方法
以下のようなステップを踏むことで、タスクをシンプルにすることができます。上から順番に取り組むことがおすすめです。順番を前後させることはおすすめしません。
*タスクをシンプルにするためのステップ
1. 目標を定義する
2. 現状を整理する
3. 方針を固める
4. 方針にあわせて必要な学習内容を洗い出す
5. 学習内容を15-30分のタスクに分解する
以下では、一番に取り組むべきで、「1. 目標を定義する」について具体的に話してみますね。(2〜5についても書いてほしいみたいな方がいればコメントもらえると嬉しいです)
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上手に、英語の勉強における目標を定義する方法
大切なことなのでもう一度言いますが、1番大切なのはここです。すごく丁寧に時間をかけて、自分が英語を勉強する上での目標を定義してください。ここがしっかり定まっていると、英語を教える側も力を発揮しやすくなりますので、どこかのスクールやサービスに契約する前にやっておくことをおすすめします。
目標を設定するためのフレームワークとしては、FASTの法則やSMARTの法則というようなものが有名ですが、英語の勉強におすすめするのは『MACの法則』です。
*MACの法則
・Measurable(メジャラブル)測定可能性
:目標(ゴール)が数字として測定可能なこと
・Actionable(アクショナブル)行動可能性
:目標(ゴール)を正確に把握し、そこにたどり着くまでのプロセスを明確に書き出せること
・Competent(コンピテント)適格性
:目標(ゴール)を達成することが、自分の価値観に基づいている
また、MACの法則で整理する際は、以下で紹介する『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』(ハイディ・グラントハルバーソン著)の第1章を参考にしてもらいたいです。ぜひ読んでみてください。いい目標を立てやすくなると思います。
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ここまで読んでいただいてありがとうございました。この投稿を意識しながら、目標を定義してもらい、ステップ2〜5にも前向きに取り組んでもらえるとうれしいです。
大変そうに見えるかもしれないです。ただ、大体の場合、英語の勉強は1〜3年ほど取り組まれる方が多いです。このステップを丁寧にやっておくと3年間、ラクができると思ってもらえればと。できるかぎり、ラクしちゃいましょう。