無意識の行動をコントロールして、英語学習を習慣化しよう
どうも。フラミンゴの金村です。今日も英語初心者さん向けにnoteを書いていこうと思います。
毎週のように色々と書いていると、たまにご感想なんかをもらえることがあります(すごい、うれしい)。あと、気づきや次書くべきことのアイデアをもらえたりもします。励みになりますので、ぜひこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
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さて、今日はですね、「無意識の行動は、意識的にコントロールすることができます。習慣化という科学的なテクニックを使うことで。」というややこしいお話ができればと思います。
英語を勉強しているとぶつかりがちな課題として「勉強が続かない」というものがあります。根性や気合いで突破したり、海外で生活してしまえばいいやというのも良いのですが、そういうわけにもいかない人もいらっしゃいます。というより、大多数の人は気合いとかで乗り切ることは難しいです。
そこで、「テクニック(意識的な工夫)次第で、毎日無意識に英語学習をしている状態になれます」というお話をしてみます。このnoteを最後まで読むと、毎日の英語学習が少し楽になったり、続けやすくなると思います。
無意識の行動はコントロールできる
「やけに強い言葉だ。あやしいな」と思ったりした方もいるかもしれません。
大丈夫です。強い言葉を使うとキャッチーになるかもとか、浅はかなことを考えてしまったわけではないです。
ぼくもはじめは疑っていたのですが、実際、無意識はコントロールすることができます。10冊くらい本を読んでみたり、英語学習サービスを利用いただいているお客様とのふれあいを通じて、これが本当なんだと理解しました。
まず、以下のような生産性が低い無意識の行動はコントロールできます。いわゆる「悪い習慣」です。やめたいけれどやめられなくて困っている人が多いことです。「気づいたらスマートフォンを触って1時間くらい経っている」、「毎晩、お酒やお菓子を食べてしまう」というような悪い習慣を取り去ることができます。
一方、新しいことを無意識に取り組めるようにコントロールすることもできます。英語力を高めたい人であれば「毎日1時間くらい、強い意志がなくても、英語の勉強が続くようになりたい」というような願望をもっていると思います。これができます。テクニックをしっかり使えばできます。
無意識は習慣化でコントロールできるから
本当です。テクニックをしっかり使えば、無意識の行動はコントロールできます。このテクニックが科学の進歩とともに洗練されてきているからです。
これまでは、イチローのようなごく一部の意志力が高い方や、少年漫画の主人公のような強い原体験を持った覚悟の決まっている人しか、地道な努力をコツコツやるつづけれない世の中だったと思います。
でも、それは大きく変わってきています。科学の進歩とともに、誰しもがコツコツと努力することができるようになってきています。無意識をコントロールするテクニックを使えさえすれば、誰しもが頑張ることができます。
この素晴らしいテクニックのことを「習慣化」と呼びます。ざっくりとまとめると以下のようになります。
□ 習慣
特別な意志を持たずとも毎日あるいは定期的に繰り返し行っている行動
□ 習慣化
ある行動を無意識に行っている状態のこと
英語学習にもっと寄せて説明すると…
□ 英語学習の習慣
特別な意志を持たずとも毎日あるいは定期的に繰り返し行っている英語学
□ 英語学習の習慣化
英語学習を無意識に行っている状態のこと
この習慣化がどのように実現されるのかということについては、すでに科学的な研究が進んでいまして、何冊もの本のなかでその具体的な内容が説明されています。習慣化のメカニズムは誰でも知ることができるのです。無意識の行動をコントロールする方法は誰でも知れる状態にあるのです。
習慣化のメカニズム
とはいえ、本を読むのも大変だという方もいるかもしれません。そこでザックリと説明してみようと思います。
習慣化は主に以下の4つのアプローチで実現できます。もちろん他にもいろいろなアプローチはありますが、大体の場合、この4つで成功すると思います。
① 決定の瞬間に、小さなきっかけを取り入れる ★
② 実現の妨げとなる障害を事前に取り去る
③ タイプを事前に把握し、問題発生時、適切にケアする
④ 一度行うだけで効果が持続する打ち手を投じる
今日はこのうち①について具体的に話してみようと思います。②〜④についても知りたい、もっと詳しく知りたいという方、習慣化は習慣化でも英語学習についてもっと踏み込んで教えてほしいという方は、こちらより弊社の無料カウンセリングにお申し込みください。英語学習のプロフェッショナルが丁寧に説明させていただきます。
決定の瞬間に、小さなきっかけを取り入れる
日々の生活のなかに「決定の瞬間」というタイミングがあります。そのときにどういった行動や選択をするかによって、その後の過ごし方がガラリと変わるタイミングを決定の瞬間と呼びます。
たとえば、土曜日の朝に起きたとき、だいたい <A:ジムに行く> or <B:ネットフリックスを観る> のどちらかを選んでいる方がいるとします。その行動自体はどちらも1〜2時間くらいで終わるので、大きな影響力がないように感じられるかもしれません。
ただ、実際はそうではありません。<A> or <B>のどちらかを実施した後にどのような行動がつづきやすいのか、という点に注目してもらいたいです。外交的でアクティブな毎日を過ごしたいという方であれば、<A> を選んでいおいたほうが、「ジムに行って、そのままカフェで友だちと話して、買い物にいって夜ご飯もその友だちとかと食べる」というような行動の連鎖が起きやすいのではないかと思います。
連鎖するその後の行動にまで大きく影響を及ぼし、1日のおおよその流れを決定するがゆえに「決定の瞬間」と呼ばれているわけです。
決定の瞬間を特定できたら、次は、その決定の瞬間に対して「小さなきっかけ」を取り入れましょう。小さなきっかけとは、言い換えると、どんな状態であっても実施できるだろう小さてカンタンな行動のことです。
□ 小さなきっかけとは?
必須要件)
・行いやすい、ないし、受け取りやすい
・はっきりしている
・欲求を刺激される(以下、例)
・「学習意欲を刺激する」
・「目標や夢のリマインド」
・「周囲に良い人と思われたい」
・「終わったら何かほしい物がもらえる」
具体例)
・勉強机に座る
・好きなパン屋さんに朝ごはんを買いに行く
・アプリからプッシュ通知を受け取る
・ご家族やパートナー、ご友人からのメッセージや声掛けを受け取る
たとえば、好きなパン屋さんに朝ごはんを買いに行くと、「せっかく外出したんだからジムにも寄っていこう」という気分になりやすくなりますよね。
注意するべきポイントは、アクティブな毎日を過ごしたいからといって、アクティブな行動を小さなきっかけとして取り入れてしまうことです。小さなきっかけ自体は、文字通りあくまできっかけです。
小さなきっかけ自体がすごくいい行動である必要はなくて、それをきっかけに次の行動が生まれて、その行動が理想的なものであればいいのです。
英語学習を例にすると、「単語アプリを毎日30分やる」とかは、小さなきっかけとして良いとは言えないと思います。もっとかんたんにしないといけません。
勉強机に向かって英文法を勉強しようとしているのであれば、「(自分の好きなマンガを勉強机に置いておいて、それが気になって)勉強机に座る」とかのほうが適切です。小さなきっかけ自体に意味を追求してはいけません。確実に実施できるもので、次の行動のきっかけになりさえすればいいのです。
本当にうまくいくのか?
ここまで読んでいただいたものの、ぶっちゃけ、「本当にうまくいくのか?」という不安と言いますか、疑問があったりするのではないでしょうか。
勇気を持って断言しますが、習慣化という科学的なテクニックを使うことで、無意識の行動をコントロールすることができます。ただ、独りでやりきることはすごく難易度が高いです。自分の力だけで上記4つのテクニックなんかをカンペキに取り入れるのはしんどいと思います。
ではどうすればいいのかと言いますと、サポートしてくれる人を見つけましょうというわけです。
第一候補は、ご家族、ご友人です。自分が努力している理由、実現したいと思っている夢や目標を応援してくれる人にサポートしてもらいましょう。
いや、それはちょっと難しいという場合は、コーチの出番です。とりわけ英語初心者を脱出したいという方の場合、英語ができるようになったらやりたかったことを実現する支えとなってくれるコーチをみつけましょう。
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まとめると
最後まで読んでいただきありがとうございました。書いていても長いなと思っていたので、全部読んでくださった方に感謝しかありません。
さてさて、このnoteでは、終始、無意識の行動は、意識的にコントロールすることができるというお話をさせていただきました。
科学の進歩によって、習慣化というテクニックを使うことで誰でも無意識の行動をコントロールして、コツコツと努力をつづけることができるようになります。
ただ、独りで全部うまくやるというのは大変だと思います。ぜひご家族やご友人、あるいは、コーチの力を借りてみてください。そのほうが成功確率が高いと思います!
以上です。ではではー!
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