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#111 女性活躍推進を考える
7月7日東京都知事選挙ですね。
3選を目指して小池百合子知事が出馬を表明しました。
東京都は小池さんの顔もあり、実際の取り組みもあり、女性活躍を推進しているという印象をもっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私は社会人として約30年生きてきたわけですが、ロールモデルは不在でした。
ビジネスというゲームで女性が欠点を克服し、競争に勝つための心得と知恵をまったく知らない中で、教本となった本の貢献は非常に大きい。20代後半で手に取ったのは「男たちの暗黙のルール」7つを中心に、女性の欠点3つ、男性から女性に対するよくある攻撃パターンとその対策が5つ書かれた「女性の知らない7つのル-ル: 男たちのビジネス社会で賢く生きる法 単行本 – 1997年(エイドリアンメンデル著)」である。
ベティ・L・ハラガンの名著「ビジネス・ゲーム」をあげる女性も多いが、私はこの女性の知らない7つのルールを定期的に読み返して過ごしてきた。
競争っていうけれど、私の知る限り女性は役割を遂行することに喜びを見出すことが多く、競争に勝つ意識はない。しかし男性のマインドには「勝つ」ということが自然に刷り込まれているため、女性は男性と共存する社会では、男性のルールを知ることや学ぶことは、女性が社会で生きていくにはとても重要になる。
私見であるが、いまだビジネスゲームは健在である。
昭和型でもない。
組織や企業文化、働く人のマインドも関係するため一概に言えないが、専門ファームより一般企業の方が割合が高い。かつ、さまざまなバックグラウンドをもつ人の集まりの玉石混合組織は暗黙知が企業文化でもなく長のレベルに連動するため独裁で合理的でないためゲームが陰湿になる。
女性活躍推進
女性比率目標
何度、この言葉が白々しく聞こえたでしょう。
しかし、実際私たちは、このような目標や計画の中で、会社の中で、またお客さまとのやりとりの中では「標語」を意識することもなく、男性特有のマウンティングの中で与えられた役割を適切に遂行し、意見を述べるときは述べ、期待されている発言や成果物を出すことを意識してきたと思う。
例えば、投資家やコーポレートガバナンスの要請から上場企業は取締役のスキルマトリックスなるものを開示しているし、仕事の中でもそれぞれ役割があるでしょう。
さて、私は今、東京都の年収の壁事業の相談員として事業にかかわらせていただいています。
東京都は
『「未来の東京」戦略version up 2024』として
世界を舞台に輝く人材を創出するためには社会の仕組みや意識を変え、女性が自分らしく輝くことが必要であると掲げ、東京都においてこの理想の社会を実現していく取り組みをしている。
女性活躍推進
この東京都が目指すビジョン及び戦略を踏まえ、誰もがいきいきと働ける社会の実現を目指して事業が運営され、年収の壁を意識して労働時間を抑えている有配偶女性や、年収の壁があることで雇用が安定しない企業を本事業において支援することで、女性の社会的活躍を推進すると共に、人材が活躍する職場づくりを後押しています。
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