#4 最強の働き方
『最強の働き方』(2016年、東洋経済新報社)
こちらは、ムーギー・キムさんの著書だ。
まずタイトルに惹かれる→思わず手にとる。
これは私が社会人人生で一番大切だと思ってきて時間を使ってきたことの
「働き方」や「生き方」、つまり、筆者の言葉にあるように一流のプロフェッショナルを因数分解した要素が書かれていた。
そして本のカバーの裏側に、
100万部突破記念の予定スピーチ原稿
が書かれていた。誕生のいきさつと「隠れたこだわり」が書かれている。
この憎い演出!!!と100万部突破をイメージしたスピーチ原稿をすでに出版時に書かれていたマインド。
すごくないですか!
そう、プロフェッショナルは隠れたこだわりがあるのだ。
強く共感し、読み始めた。
#学歴、IQと仕事能力は関係ない
#一流と二流を分ける
#仕事のIQ
とてつもなく気になる言葉が並ぶ。
学歴やIQとは関係なく仕事能力を強化できる、「自分なりの最強の働き方」を考える視点を少しでも提供できていれば、本書の目的はほぼ達成されている。と「おわりに」で述べられている。
そしてお母さま(ミセス・パンプキン)を尊敬されていて、最強の働き方も女性に共感してもらえる1冊を当初から目指されていたという、視点や、
グローバルエリートの苦悩にも触れていることが好きだ。
「一流への道は一流の基本から」
20年たち今、タイムスリップして、起業し奮闘していた当時の私の愛するべきスタッフやインターンシップ生にまた会ったならば、この本をすすめたい。私は、この風景をまだ経験していなくても想像してほしかった。
なぜ、この人はこういった行動をしているのか?
こういう話をしているのか?
がわかると思う。
そして、私は社会で出会った意識の低いおじさんたちの話をするとき、二流おじさんと言っていた。使っていた二流というのをやめようと思った。
それは、このキムさんは自分のことを二流の私はと書いていたからだ。
キムさんは一流だ。謙虚だ。
私はまだまだ頭を垂れて、そして、もう一度読み直して私自身、次の扉をひらきたい。