#13 ライフラインチャート📈の効果
お金を貯めることと一見なんのつながりもないように感じるライフラインチャートの作成ですが、私は自分のお金に向き合う本質に向かう、人生を見直す価値観の洗い出しとして活用しています。よくキャリアデザインやカウンセリングで使われるライフラインチャートですが、
「価値観の洗い出し」と「自分との対話」ができます。
貯める体質
には、よくある節約テクニックで貯める体質にはなりません。
本質に向き合っていないからです。
・幸福に対する考え方
・仕事の位置づけ
・人間関係の向き合い方
・空いた時間をどのように過ごしてきたか
・何に熱中してきたか、好きなことか
私はノートにペンやマジックでラフに書くことをおすすめしています。悩みや不安を前向きな行動に向かわせるツールとして活用しています。
人生のイベントでお金がどのように関係してきたかも洗い出せるのです。
人生は絵のように「計画」と「現実」は違っています。
ライフラインチャートとは自分の人生について振り返り、充実度や幸福度といった尺度で点数化し、線で繋いで見える化したものです。
ライフラインチャート作成を通して得られる効能は?
何を喜び、何が辛いと感じるのか、再確認ができる
いろいろあったけど、どれをより大きな出来事として書いたか理解が進む
○○期、○○期と名前をつけるとよい
自己理解が進むことで、喜びを増やす行動、苦手なことを避ける工夫、を始めとして、今後のお金を貯める方針が見えてくる
出来事を思い出すだけでなく、「なぜ自分はこの出来事を転機だと思ったのか」「なぜ自分はこの人から影響を受けたのか」「なぜこの出来事を成功体験・失敗体験だと思ったのか」という「なぜ」の部分に着目することです。
理由は、「なぜ」の部分にあなたの行動原理や価値観が隠れているからです。
転機
影響を受けた人物
成功体験
失敗体験
成功体験には、注意が必要です。成功体験とは、1番になったとか賞を取ったということではありません。自分にとって満足感を得ることができるような出来事はすべて成功体験です。
自己分析は、誰かと優劣の競い合いをする作業ではなく、自分の選択基準を探していく作業です。
特別な体験を探そうとせずに、身近な経験であっても満足感を得ることができたかどうかで判断するようにしてください。
失敗体験とは、成功体験とは反対に満足感を得ることができなかった出来事です。ただし、成功体験と違い、自分にとって嫌な思い出というべきことがそのまま失敗体験となる人が多いと思います。
『メモの魔力』前田裕二著
の中で触れられているのを最近発見し、「だよね~」とすごく共感した森田でした。