お金とは?資産の一つの形?
こんにちは、しゃちょうです。
お金とは?
お金を想像してください、と言われるとあなたは何を想像しますか?
お札でしょうか
それとも銀行通帳に刻まれた数字でしょうか
一万円札をもらったら、大事にとっておこうと思いますよね?
そっと財布に入れるか、銀行のATMに預入ますよね?
つまり、貯金しますよね?
実はしゃちょうは今、インフレ率が何十%もある国に住んでいます
この国では皆、貯金=お金を大事にとっておくこと、という感覚が薄れています
お札はちゃんと流通しています
でも生活に必要な分を除いて、そのまま銀行口座に入れて貯金しておこうという気が皆ありません
では皆どうしているのか?
米ドルやユーロなどの外貨に換えるか、金に換えて資産保有しています
特にこの国では資産防衛の手段として金が人気で、人気過ぎて外国から金を輸入しすぎて経常収支が赤字になるほどです
現地通貨で保有しているとどんどん価値が落ちて行くのを肌で実感できます
たとえば2年前は現地通貨で30あれば食べれたレストランのメニューが今は190します
実に6倍以上
レストランのメニューだけではありません
スーパーの食材も2-6倍くらいになり、光熱費もアパートの管理費も5倍以上になっています
こんな状態では現地通貨でお金を貯めていても仕方ないのです
皆さんが「お金」という時、普通は日本円を指すと思います
日本の中では最も普遍的な価値のあり安定しているもので、どんなものとも交換できるもの
何かの価値を測る時、一番信頼できるモノサシ
こういう風に考えていると思います
しかし実際は違います
株券や暗号資産のように、その時々によって価値が大きく増えたり減ったりする可能性のある、不安定なものです
しゃちょうが住んでいる国の人は、このことをよく理解しています
なので、今ほど現地通貨の価値が下落する前から人々は、自分の資産を金や米ドルに換えていました
あなたはこの行動、できますか?
歴史的な円安と値上げで円の価値が不動ではなく、非常に不安定なものだと気づいた人は多いと思います
あなたはこの現象を見て、日本円で貯金する以外に何か始めましたか?
たとえば株を買う、金を買う、ドルで貯金する、など
しゃちょうのいる国に住んでいる人たちにとって、お金、つまり現地通貨は資産の形の一つです
食材も光熱費も現地通貨で支払うので、現地通貨は生活のために持っていないといけません
でも、あくまで資産の形の一つです
しゃちょうもすっかりこの感覚になりました
日本に置いてきた資産を日本円だけで持っていることが、ものすごく不安定に思えてきました
お金はあくまで資産の形の一つ
これがしゃちょうのお金観です
みなさんは、お金を何だと考えていますか?
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