「自分のスキルの幅を広げていきたい」コンテンツディレクターが語るウィルゲートで働くことの魅力とは
今回はコンテンツディレクター兼取材記事制作支援チームのリーダーを務めている宮崎をご紹介します。
宮崎は、不動産・建築業界専門の新聞社に記者として7年間勤務した後、2019年にウィルゲートに入社しました。入社後は、取材記事作成のアウトソーシング業務を担当するだけでなく、記事の受託制作サービス「エディトル運用代行」のディレクターとしても活躍しています。
そんな宮崎に、
・ウィルゲートに入社するまでの経緯
・ウィルゲートで働くことの魅力
・仕事をするうえで心がけていること
などについてインタビューした内容をお届けします!
「IT・Web系のスキルを身につけたい」新聞記者としてのスキルだけでは不安があった
ーー入社前はどのようなお仕事をされていましたか?
大学を卒業後、不動産・建築業界専門の新聞社に入社し、7年ほど記者の仕事をしていました。
主な仕事内容は、不動産・建築会社の経営者や大手ハウスメーカーの事業責任者、住設メーカーの製品開発責任者などにインタビューを実施し、記事を執筆すること。比較的小さな新聞社だったこともあり、アポ取りから取材、写真撮影、原稿執筆に至るまで全ての業務を一通り経験させてもらいました。また、記者の業務以外にも社内のWeb事業における責任者なども務めていました。
ーーウィルゲートへの転職を決めた理由は何ですか?
記者の仕事は楽しかったのですが、以前から記者というスキルだけでこれからもずっと仕事をしていくのは難しいと感じている部分がありました。記者としての仕事以外に社内のWeb事業の責任者をしていたこともあり、より多くのIT・Web系のスキルを身に付けたいと考えるようになりました。そのようなタイミングでウィルゲートのことを知り、興味を持ちました。さまざまなサービスを展開していることやコンテンツマーケティングに積極的に取り組んでいることなどを知り、この会社で働いてみたいと考えるようになったのです。
最終的にウィルゲートに決めた理由は、コンサルタントやエンジニアなど、多様な専門性を持った社員がいたからです。社員規模も百数十人程度と、コミュニケーションが取りやすそうだったので、自分のスキルを高めるうえではとても良い環境だと思いました。
「たくさんの刺激をもらえる」色んな分野のスペシャリストが集まるウィルゲート
ーー入社から今までどのような業務に携わってきましたか?
入社してから現在まで、取材記事の制作支援を行うチームである「アシカ」でリーダーを務めています。アシカチームの主な業務は、契約しているライターさんやカメラマンさんへの取材記事の作成案件のご紹介です。私は事業の推進やメンバーマネジメント、アシカチームで使っているシステムの開発ディレクションなどの業務を行っています。
アシカチームのリーダー業務のほかに、自社開発したオンライン編集チーム構築サービス「エディトル」を活用した記事コンテンツの受託制作チームにも所属し、ディレクターの業務も兼任しています。SEO記事のディレクションをすることが多いですが、記者時代のスキルを生かして導入事例の記事をはじめとする取材記事の制作ディレクターなども務めることがあります。
ーーウィルゲートで働くことの魅力、またWebディレクターとして働く魅力を教えてください。
ウィルゲートにはコンサルタントやセールス、エンジニアなどさまざまな専門分野を持った人材がいます。自分の知識や経験だけでは思いつかないことを実践している姿を間近で見ているので、とても大きな刺激をもらっています。以前勤めていた新聞社では記者の仕事以外のことを知っている人があまりおらず、規模としてもそこまで大きくありませんでした。色んな分野のスペシャリストが社内にいてたくさんの刺激をもらえるというのは、ウィルゲートの大きな魅力のひとつですね。
新聞記者としての業務はアポ取りから原稿執筆まで自分一人でやる業務が多く、自己完結する仕事がほとんどでした。しかし、ディレクターの業務は誰かを動かすことで、はじめて成果物を作り上げていくもの。一定のクオリティの記事を再現性をもって作るために仕組みを構築するのもディレクターとしての大事な役割です。一プレイヤーだった頃とは違い、ディレクターは自分以外の誰かに動いてもらう必要があります。プレイヤーとして業務とはまた違ったスキルを身につけられるのは、ディレクターとして働く魅力のひとつではないでしょうか。
またエディトルの受託制作チームは1年半前に始まったばかりの新しいサービスです。これから新しい商材を作ったり、工程のブラッシュアップをしていったりするフェーズにあります。大変な部分もありますが、まだまだ成長過程のサービスであるがゆえの面白さがあります。裁量を多く与えられているのでやりがいも感じています。
いかなるときも「三方よし」を追求し、関係者の利益を最大化したい
ーーお仕事をするなかで心がけていることや意識していることがあれば教えてください。
ウィルゲートには『WinG』という7つの行動指針があります。その中のひとつが”いかなるときも「三方よし」を追求する”。
この行動指針は、何か決断をする際はいつも頭の中にありますね。「ウィルゲートにとってどうすることが利益に繋がるのか」、「クリエイターの不満はどうすれば解消できるのか」、「クライアントの満足度を上げるためにはどうすればいいのか」などさまざまな角度から物事を考えるようにしています。関係者全員の要望を100%満たすことは難しいですが、関係者の利益を最大化させる方法を探すことを意識しています。
また、可能な範囲で相手の立場を想像するように努めています。クライアントやクリエイターの皆さんが、自分の立場から見た時にはわからないような難しい事情を抱えているケースがあります。相手の立場をなるべく理解するために積極的なコミュニケーションをとることで相手に寄り添うことを心がけています。
ーー入社してから、宮崎さん自身の成長や変化について、どのように感じられていますか?
前職では一人のプレーヤーとして動くことが多く、自分の仕事の成果に目が行きがちでした。今の業務では、私自身はコンテンツを作っているわけではありません。良質なコンテンツを作るために、さまざまな関係者をまとめるのが自分の役割。どのようにやればみんなが業務をしやすいと感じてもらえるのかという点を強く考えるようになりました。
より良いコンテンツを作るために、現場で障害になっていることを現場メンバーからヒアリングしたり、それに対する対応策を練ったりするスキルを身につけられたと考えています。最初は「自分でやってしまったほうが早い」と思うこともありましたが、組織全体で再現性を持ってコンテンツを作るための環境づくりができるようになった点は非常に成長したなと感じています。
また、ウィルゲートに入社するまで新聞記者の仕事しかしたことがなかったので、システム開発のディレクションなどの業務は未経験でした。アシカチームのリーダー業務の中では開発のディレクションなどに関わる機会もあり、新しいスキルが身につけられた点も非常によかったと感じています。
自分のスキルの幅や深さを広げることで、今の「楽しい」をずっと続けていきたい
ーーこれからどんなことをしていきたいですか?
記者として働いていた時からコンテンツを作ることが好きでした。その気持ちは今も変わりません。
今後も面白いコンテンツを作りたいと考えていますし、そのための幅広いスキルや経験をウィルゲートで積んでいきたいと思います。
私の中での面白いコンテンツとは、”Funny”ではなくて”Interesting”なものだと考えています。そのコンテンツに触れた人の心が動いて、何か行動が変えられるような価値のあるコンテンツを作っていきたいです。またtoB向けだけでなく、toC向けでもそのような面白いコンテンツを生み出せる人材になりたいですね。
ーー最後に、宮崎さんの『will』を教えてください!
私の『will』は「自分のスキルの深さや幅を広げて、今の『楽しい』をずっと続けていく」ことです。
ウィルゲートに入社したことで、入社する前と比較してできることの幅が広がったと感じています。今後はコンテンツを作っていくことだけでなく、自分が専門性を持っていないシステムのディレクションや事業の推進・立ち上げなどにも携わっていきたいと考えています。自分が成長することで色んなことができるようになり、今自分が楽しいと思っていることをずっと続けていきたいというのが私の願いです。
また、新聞記者をしてきた経験から自分のスキルの核となる部分がありますが、そこから派生するスキルを身につけたいと思っています。例えば、メンバーへの「教育」というのもそのうちのひとつです。自分と同じことができる人間を社内に複数人つくることができれば、組織としてさらにうまく動けるようになると感じています。今後も自分のスキルの深さや幅を広げることでウィルゲートに貢献していきたいです。
(取材・文/小町 撮影・編集/柳)