「複数事業を横断するマーケターになる」2児の母×リーダーの挑戦
専門学校卒業後、美容師に。その後キャリアチェンジをし、営業コンサルティング会社にて複数社の営業支援を行い、2016年にウィルゲートに入社。アカウントプランナーとしてSEOの新規営業を務めた後、インサイドセールス部門の新規立ち上げメンバーとしてマーケティング組織に異動。当時、マーケティング組織を3人から15人に拡大させ、様々な施策に取り組んだ結果、1年間でチーム賞を2回、また個人でも年間総合MVPを含む2回の個人賞を受賞。
2度の産休・育休を経て、現在はセールステック事業のマーケティング部門でリーダーを務めている新井に、子育てをしながら働くコツや、会社の働き方支援についてインタビューしました!
第2子の育休明けからマネジメントにチャレンジ
ーーまず新井さんがどのようなお仕事をしているのか教えてください!
私は、2023年1月に第二子の育休から復帰しました。組織の形はちょこちょこ変わってるのですが、今は主に新規事業であるセールステック事業や人材支援事業のマーケティング部門と全社のマーケティングを管掌する部門を兼務しています。
SNSの運用やセミナー、メルマガ、既存顧客からの紹介などを通じたリード獲得、商談獲得がメイン業務になります。
新規事業ということもあり、事業単位で業務が綺麗に分かれてないので、様々な部門と連携して進めていくような仕事も多いです!
ーー幅広く活躍されてるんですね!育休から復帰後すぐにチームリーダーを任されるのは大変だと思いますが、提案されたときはどんな心境でしたか?
結論としては、嬉しかったです!
ただ、育休前にリーダーを任せてもらったときは、あまり思うように経験が積めなかったのと、今回は2人の子育てをしながらだったので正直不安もありましたが、会社のサポート体制があるのでやってみようと思いました。
ーー確かにウィルゲートのサポート体制や働き方の柔軟性は高いですよね。そのあたりの安心感は共感できます!ちなみに、ご自身でリーダーになりたい、やりたいというのは考えていましたか?
小さい頃からグループの中心とかリーダーとかは好きでしたが、ウィルゲートに入社してからはすごい人が多いなと思ってちょっと恐縮してしまい、自分はリーダーには向いてないかなと思うこともありましたね。
でも、子育てとか家事をしてるときに、子供に対して「こういうふうに声かけたらいいかも」とか「こういう段取りで進めたらいいかも」と考えながらコミュニケーションをとっているんですが、ふと、メンバーにもこうやって接すればいいのかも!と気づき、子育てや家事とマネジメントって近そうだな!ってつなげて考えたときに、意外といけそうだと思えました(笑)。
そういったこともあり、復帰後にリーダーをやってみないかと声をかけてもらったときは、思い切ってチャレンジしてみようと思いましたね。
育児から気づいたマネジメントのやりがいとコツ
ーー子育てや家事とマネジメントがつながるんですね!特にマネジメントと子育てがつながってるなと感じたのはどういう場面ですか?
子育てでは、興味があることや得意なことをやらせてあげたいなと思っていて、そういうことが見つかるように子供達にはいろんなことをやらせてみようとしています。
たぶん、マネジメントもそれに近いのかなと。
過去を振り返ると、私のキャリアもウィルゲートの中で営業を経験した後にマーケティング部署に異動をして、いろいろチャレンジしてきた中でマーケティングが得意だと気づいたので、そういう機会をつくることは大事だと考えてます。
ーーなるほど!そうやって自分の経験とリンクさせることは大事だって言いますよね。ちなみにリーダー業務のやりがいってどのようなことですか?
大きく2つあります。
1つ目は、リーダーだからというわけではないですが、誰かに感謝されたときですかね。
予算達成すれば営業から感謝され、サービスを提供するお客さまも増えるので、会社のバリューでもある三方良しが生まれてるなと感じます。
2つ目は、会社やチーム、メンバーが成長することですね。
先ほどもお伝えしましたが、メンバーの得意不得意を理解して配置することで会社にも売上や利益貢献ができると思うし、得意そうなことにチャレンジすることで、その人の人生の選択肢が増えてキャリアにつながるのも嬉しい瞬間の1つかなと思います。
足りない時間を生み出したブレイクスルー「頼る力」
ーー先ほど子育てについてもお話がありましたが、プライベートとの両立は大変じゃないですか?コツとかありますか?
子育てに時間がとられて、自由に使える時間が少なくなったことが大変ではありますね。
勉強する時間や、生成AIを使い倒してみるといった探求する時間を存分につくることが難しくなり、仕事にかける時間が以前よりも減ってしまったことは、業務を進める上でも悩みました。
ただ、コツなのかはわかりませんが、自分で全部やろうとせずに、メンバーや周囲の人に頼るようにしたら、楽になってきたような気がしています。
そのきっかけの1つとしては家のことを完璧にこなすのをやめよう、と思ったのが大きかったですね。
1人目の育休のときに、子育てをしていないときと同じように勉強や家事をして今まで通り頑張っていたら、キャパオーバーしてしまい辛くなってしまったことがあったので、私も周りも幸せになる程度にほどほどにやろう!完璧にこなすのをやめよう!と考えを変えられたのがよかったです。そんなふうに、ちょっと無理をしてしまいがちな私のことを理解して、協力してくれる夫や両親にも感謝しています。
また、今の時代は掃除も食器洗いも便利な家電製品に任せることができるし、宅配サービスもあるので、ほどよく手を抜いて、便利なものはフル活用しています(笑)。
ーー確かに!環境の変化もパートナーの存在も後押ししてくれてそうですね。
そうですね!あと、ウィルゲートはパパママも多いので、何か困ったことがあったら相談できる環境があるのもいいなと思います。
産休育休明けの先輩方もいるので心強いです。
一緒に働く仲間も理解がある人が多く、「お子さんの体調が悪いと思うので、この仕事巻き取りますよ」と声をかけてくれたり、家庭の事情で仕事を急にお願いすることになっても快く引き受けてくれたりするので、こちらも恩返ししなきゃって思うし、そういう良い循環が起こっているなと感じます。
業務時間を作り出せるウィルゲートの働き方支援
ーーそういうコミュニケーションで仲間と信頼関係を築けるのはいいですね!ただ、リモート環境下だと気軽な会話は難しくないですか?
出社時よりは難しいとは感じますね。
なので、リモートワーク中はovice(バーチャルオフィス)やSlackのハドル機能など、気軽に声をかけあえる便利なツールを使い倒しています。ovice上でも、隣にいればちょっとしたことでもすぐに聞けて解消できるので、このような便利なツールが社内に浸透していることはとても助かっていますし、うまく活用すれば気軽な会話はリモートワークでも十分にできると思いますよ!
また、全社的にNotionを活用していて、オンライン上でタスクの状況や全社員のプロフィールなどを共有し合えていることも、コミュニケーションの後押しになっているなと感じますね。
このように、会社全体でコミュニケーションを活性化させる仕組みを整えようとする姿勢があるので、とても働きやすいです。
ーーなるほど!色々なサービスを活用していますね!では、日々の生活の中で支えになっているウィルゲートの制度はありますか?
いろいろありますが、特に支えになっているのは、フレックスタイム制度ですかね!
午前中も半休をとらずに、子供を保育園に連れていく前に病院に連れていくことができますし、子供が風邪を引いて家にいるときでもコアタイムだけ頑張ろう、ということができます。
また、子供の都合で15時に仕事を中断しても、夫が帰宅したあとに子供のお世話をバトンタッチして、20時からまた仕事を始めるということができるので、有給消化せずに、育児の合間にも業務ができることはありがたいです。
このような制度があるので、成果が出せないということもなく、キャリア形成もしやすい環境だなと思います。
あと、制度ではないですが、ウィルゲートは何も忖度なくチャンスを平等にくれるので、キャリアが潰れることはないなと感じています。私のように、子育て中でも新規事業やマネジメンㇳの機会をいただくこともあります。
また、本人がどのように働きたいかを尊重してくれるので、子育てや家庭に集中したい場合にはアシスタント職に転向することもできて、柔軟性は高いと思いますよ。
ーーありがとうございます!最後に今後やりたいことを聞かせてください!
まずは、セールステック事業のマーケティング組織を確立していきたいです。
そのあとは、そのあたりをメンバーに引き継ぎつつ、最近始めている新規事業のマーケティングなど、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいですね。マーケティングという分野を横串で横断し、事業や会社全体の架け橋になりたいと思ってます。
ーー貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
(取材・文/高岡 編集/松尾・渡邉 撮影/金)
▼ウィルゲートが大切にしている価値観、事業、働く環境はこちら
▼ウィルゲートでは一緒に働く仲間を募集中!