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校外・課外活動の面白さや価値を一緒に拡げていきたい!~課外活動研究会実施報告レポート~

ウィルドア インターンのみぎらです。

突然ですが、「校外・課外活動」という言葉に皆さんはどんなことを思い浮かべますか?

私は、高校生の時に偶然、課外活動に出会い、学校の外を飛び出してまちおこしのイベントを作るなど、自分自身の「やりたいこと」をやっていく中で色々なことを学んできました

そんな[校外・課外活動]のような、
一人ひとりが自分の興味関心・問題意識・願いをもとに
自由に、幅広い経験を自ら選び変わっていく、
そんな[わたしからはじまる学び]を体現し、


そしてそれを次の世代へ拡げることに共感してくれる仲間と
団体や世代の垣根を超えて緩やかに繋がり合い、
連携し合いながら社会を変えていく企てをしたいと
ウィルドアでは考えていました。

そしてこの度、共感してくれる高校生・大学生世代で不定期に集い、
それぞれの視点でこうした学びを拡げたいと思っている同志との
ライトな意見交換会をはじめました。

その名も「課外活動研究会(仮)」
※もっといい名前がないかを模索中です。笑

この記事では、その第2回の様子を簡単にご紹介します。


問いを出し合い、対話を通じて新たな知を生み出す。

課外活動をやっている中で様々な分野、場所で活動している試行錯誤をするメンバーそれぞれの持つ問や悩みでも、
意外と他の人や団体も共通して持つものも多いハズ。

そんな問いや悩みを持ち寄ってもらい、仲間が出した「問い」をお互い話すOST(オープンスペーステクノロジー)形式で今回の「課外活動研究会」は行われました。

今回集ったのは、様々な課外活動をしている現役の高校生、高校時代の課外活動をきっかけに起業した大学生、学校を超えて地域の中で活動する大学生など約10名ほどの個性あふれるメンバー。

まず、この会の言い出しっぺの竹田(ウィルドア代表)からの説明を受けて、各々がいま感じている悩みや問いを書きだしていきました。

課外活動をするなかで感じてきた悩みや問いが様々な視点から出されました。

【テーマを出している様子】

今回はその中でも5つの問いについて話し合うことになりました。

・課外活動は本当に浸透するのか
・公立中高に課外活動の時間をしっかりととってもらうためのアプローチ
・親とのかかわり方
・課外活動の範囲とその指標
・課外活動の負の面に向き合いたい

そして、各々が興味がある・話したいテーマについてブレイクアウトルームに分かれて話をはじめました。


【ブレイクアウトルームで話している様子】

課外活動が世の中に浸透するには?

その中の一つのグループで、熱い議論が交わされていたのが、
「課外活動は本当に浸透するのか」のテーマでした。

課外活動が浸透するにはある程度、強制力が必要であるのではという意見から、「浸透するとは」どのようなことかという根本にまで踏み込みました。

浸透すると行ってもいろんな形がありうる。
「教科・総合的な探究の延長として浸透する」という可能性もあれば、
「部活動の延長として浸透するのか」
という議論も起こりました。

「部活動として浸透する」つまり、既存の学校の部活動に入るのではなく、校外で新たなに部活を創ったり、企業・NPO・地域の人達主導のプログラムに部活に入るのりで当たり前のように参加するという文化が作れれば、より浸透する可能性があるのではないかいう意見が上がり、
それに対して日本のこれまでの教育の現状や子どもたちの現状を踏まえて日本で「課外活動」を拡げる価値についても話が及びました。

多方面に話が広がったために、まとまった結論が出たわけではありませんでしたが、課外活動が浸透していくには様々な視点から考えていくことが重要であると私自身、改めて感じました。

それぞれのブレイクアウトルームで話し終わったあと、振り返りをしていく中で参加してくれた仲間から感想シェアの時間を取ることにしました。

その中で出た感想・気づきをいくつかご紹介させてください。

・「課外活動」をしている人がぶつかる共通の壁として「自己顕示欲の肥大とそれによる悪影響」と自分がやめようと思ってもやめられない、という状況がある。

・課外活動の価値、大学に評価される価値、そういうものを除いて「自分のやりたい」ことに対して評価は必要なのか。
評価をされたい人、されたくない人、それぞれにとって最適な居場所とは何かを考えていかなければならないと思った。

・課外活動をやっていくうえで、大人とか社会との摩擦が必ず生じてしまうことがある。
付き合っていく中で難しいなと感じることもあるが話を聞けて良かった。

このように課外活動には多くの悩みや問い、課題が存在します。

「どうすれば、「課外活動」そのものがよりよくなるのだろう」
「どうすれば、「課外活動」の価値を拡げていけるのだろう」

答えが存在しないからこそ、仲間とともにこれからも考え続けていきたいです。

「課外活動研究会」のような、わたしからはじまる学びを応援する・拡げることを志す団体・世代を超えた対話の場ははこれからも開催します。

このnoteを見て何かを感じた方、次回以降、参加してみたいなと思った方はTwitter、HPお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。

https://twitter.com/Willdoor_info

https://willdoor.org/

団体の垣根を超えて、課外活動へ踏み出せる人を増やしたい。willdoor Forum7/31開催!


そして最後に。
willdoorでは直近にwilldoor Forum 2023 Summerの開催を控えています。

バーチャル空間を使用して行う課外活動に挑戦したい高校生のための、みんなで創る「課外活動・課外プログラム」の合同プログラム説明会イベントと銘打っており、今回の課外活動研究会の参加者の一部にも登壇していただきます。


多くの高校生に「課外活動」という存在が届いてほしい。
そんな想いもあります。

ぜひ周りにいる高校生に声をかけて頂けると嬉しいです!

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■開催日時:
2023年7月31日(月)14:30~17:30(14:15開場)
※途中参加・一時的な途中退出は可
■開催場所 オンライン(Gather)
■参加対象:
全国の高校生(それに準じる年齢の方)60名
■コンテンツ :
・課外活動を行う高校生による課外活動体験記
・課外プログラム紹介
・全国の高校生との交流会
■運営:
一般社団法人ウィルドア
■公式HP
https://willdoorforum.com
■エントリーはこちらから!
https://lin.ee/8yxwa36
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