「誰もがほしい未来へ近づくための"つながり"を得られる環境を」willdoor Compassで創りたい未来。
一般社団法人ウィルドア共同代表理事の竹田です。
本日12日、
やりたいことがある/探している10代のためのオンラインユースセンター
「willdoor Compass」を開設します!
この記事では、一人でも多くのこの場にあった中高生へと届くよう、
本事業の設計背景や込めた思いについてお話させてください。
誰でも自分の求める"選択肢"と出会える環境を。創りたい
知らないと、やりたいとも思えない。
これは10年前に自分が高校生だったときによく聞いていた言葉。
学校と塾の往復の毎日に、そんな楽しいわけでもない。
夢とかやりたいことも特にこれ!というのもなく、
「こんなんで、大人になって生きていけるのか・・・」
という強い不安にもたまに襲われながらも、
とりあえず周囲に合わせ、
探究テーマもグループの顔色伺ってできそうなことを選び、
あとは目の前の勉強だけこなそうと試みる。
そんな高校生活を僕は過ごしていました。
そんな中、たまたま学校の先生が半強制的に
「このイベント、参加してきたら?」と
押し出してくれたことでこの状況が大きく変化しました。
そのイベントで出会った同世代がとにかく面白い人が多く
「ぇ、そんな事もできるの!?!?」
と何かが弾けた感覚を得たのをよく覚えています。
どれも、やりたいなんて思ったことはなかったけど、
聞けば聞くほど、やってみたいかもと、
色んな感情が湧き上がってきました。
無意識なリミッターの存在
「特に興味あることはない」と自分では思っていたものの、
それは「大学受験につながると思える」ものがない、また
「学校の中でできそうなことがない」だけで、
政治とかお祭りとかには実は人よりもちょっとだけ興味があったり、
企画をすることや何かを創るのは好きだという自分にも気づき、
そういうことやっていいんだと、思うようになりました。
自分や周囲にあった「当たり前」が、
無意識のリミッターになり、
自分の想いや選択肢を見えなくする。
これは過去の自分に限らず
その後、全国の高校生と出会ってきた中でも、
置かれた環境の当たり前によって、
選択肢が無意識に見えなくなっている
ということは変わらずおき続けているように感じています。
自分がそういったわけではないのに、
何故か勝手に自分のアイデアや想いを否定するような飾り言葉をつける。
このように、最近は特に
「SDGs」「グローバル」「ローカル」「ビジネス」「総合型選抜」等
学校や地域ごとにテーマだったり、新たな評価軸が生まれ、
それが新たな「リミッター」となってしまっているのかなと。
評価自体が悪いとは全く思わないですし、
否定する意図はありませんが、
一人ひとりがそれにとらわれず「自分の想い」と
向き合える場の重要性は高まっていると考えています。
「つながり格差」から生まれる可能性の認識差
留学・探究・起業・研究・インターン・
プロジェクト・環境・プログラミング・政治・・・
ここ数年特に様々な社会変化に伴い、
高校生を対象とした様々な経験・体験の場が作られたり、
考える機会・サポートは増えていると感じています。
特にコロナの流行を経て、一気にオンライン環境が整備され、
地域関係なく参加可能な場やコンテンツが一気に増えました。
その結果、リミッターを大きく外し
多くの大人も驚くような経験・体験を積み重ね、
深く自分や社会を理解している高校生と度々出会うようになりました。
しかし、あくまでそれはほんの一部だけ。
たまたまそうした機会とつながりがある人や場にいると、
どんどんできることが広がっていく一方で、
多くの高校生は10年前と同じで、
結局、学校・家・塾・バイトの往復のみで経験は完結し、
そんな事ができると気づかせる「つながりがない」状況があります。
そもそも、「そうした発見がある機会があることを知らない」し、
たとえたまたまSNS等でみかけても「自分ができるとは思わない」。
こうした「可能性の認識差」を感じるたびに、
ものすごくもったいないなと、問題意識を強めてきました。
想いと意欲があるのに、選択肢が見つからない、が無いように。
本当はもっとその人のほしい未来へつながる選択もできるはずなのに、
その選択ができると気づかせてくれるつながりがなく、
無意識なリミッターにより悶々と日々を過ごしている。
僕たちは、こんな状況をどうにか打破したいと考えました。
どんな学校やどんな環境にいても、
誰でも自分の意思で興味がある事や抱いている疑問、
進みたい理想を起点に、
学校に閉じない様々な選択肢から選び、学び、変わっていける。
そんな状況を創るにはどうしたらいいのか。
そこで考えた一つの仮説が、
そして、それを具現化させたのが、
やりたいことがある/探している中高生のためのオンラインユースセンター「willdoor Compass」 です。
willdoor Compassについて
willdoor Comapassは上記達成するために、
「次の一歩を、見つけることができる」ための
以下のコンテンツを設計しています。
①OPENDAY
②個別相談
③みんなの課外活動知恵袋
この3つの仕組みを、
一人ひとりのニーズや求めるものに応じて使ってもらうことで、
などなどを経て
誰でも選択肢と出会えるつながりを得ることができ、
次の一歩を見つけやすくなるという設計をしています。
willdoor Compassを使う/創る仲間、大募集!
いよいよ本日より、willdoor Compass開設となります!
目指すのは、一人ひとりが学びの主役として、
それぞれがこの場を使いこなしてくれる状態。
最初に使ってくれたり紹介してくださる皆さんと一緒に、
より良い場にしていけたらと思っています!
ぜひ周囲にいるこの場を使えそうな中高生に紹介して頂けたら嬉しいですし、自分が使いたい!という皆さんはご参加お待ちしています!
参加・詳細は以下のLINEアカウントから
公式HPはこちら
皆さんと一緒に、この場をより価値あるものに出来れば嬉しいです。
<一般社団法人ウィルドア>
HP:https://willdoor.org/
Twitter:https://mobile.twitter.com/Willdoor_info