プロフェッショナルは人を感動させるという話(CS Ops)
学生時代
10代の頃、1番になった経験がほとんどない。今に見てろって気持ちはあったかもしれないけど、それ以上に「僕なんかが。。」という気持ちが強い学生でした。
スポーツで全国に行く友達はプレーで感動を与えて、勉強が得意な友達はテスト前にみんなの相談に載ってあげて感謝されていた。
誰かに感動を与えるようなことをしたことがない。
プロフェッショナルスキルを身につけて、誰かの役に立ちたい!という強烈なコンプレックスが自分の中にはある。
データアナリスト
2018年にデータアナリストになった時、メルカリの樫田さんの発信を受けて大変感動した。
今まで世間では、データ集計に関する業務する人=データ分析者という認識が多かった。
事業の分析で意思決定に貢献したい!とかデータサイエンス的な分析手法を用いて高度な分析がしたい!と思っていた人たちが、企業側の解像度が低いためにただのデータ集計だけする人になってしまい不幸な思いをしている人がたくさんいた。
データアナリストが意思決定を最大化する仕事!と言語化して、樫田さんの思考プロセスや分析チームの体制などをオープンにすることで日本中の事業会社のアナリストが参考にした。
せっかく仕事をするならまだ未整理で混沌としているものに挑戦して、情報を発信して行きたいとその時から考え始めた。
CS Ops
先日からClub Houseを利用し始めた。
お世話になっているコミューンの岩熊さん にお誘い頂き日本のカスタマーサクセスのTOPランナーの方々とお話させて頂いた。
・岩熊さんのCS新組織を爆速で立ち上げていくお話
・SmartHR鈴木 高太郎さんの業界TOPクラスの事例の数々
・HRMOS鈴木 雄太さんのCSとPdMを繋ぐプロダクトフィードバックのお話
・高橋 歩さんのカスタマーサクセス論や事業分析力
プロダクトのこと、お客様のことを考え抜いてきた方々の知見に感動した。
データアナリストがCS Opsにも参入して欲しい。
データアナリストがセールスやCSなどのOpsチームに所属する流れは必ずくると思う。(SmartHRさんはCSチームにアナリストがいてLookerを利用している!!)
データアナリストからするとToBのCS領域は分析対象が単純でデータも少ないから面白い分析が出来なさそうと思われるかもしれない。
・アンケートやユーザビリティテストを上手く設計したり(定性分析)
・SalesForceやMAで上手くデータを入力するフローを設計したり
戦略-データ設計-分析を全部自分で考えることができて面白い。
CSは文字通り顧客の成功を支援する仕事。体制は会社ごとに異なる。
動画編集ツールで言うと
1.どこにCSのリソースを投下するのかの意思決定の支援
2.CSがお客様と向き合う時間を費やすための分析やオペレーションの改善
この2点がめちゃくちゃ面白い!
リソース投下の意思決定と効率化で成長曲線が大きく変わる。
CSが一番お客様のことを考えている。ToB SaaSの中心的役割。
ただプロダクト開発における優先度とCSの優先度は異なる。
1.プロダクトフィードバックの最適化
2.別の職種の人が共通言語を持つためのサイクル図作り
このへんも面白い!
動画編集ツールの用途は広告だけでなく、採用動画、営業マニュアル、社内ドキュメントなど様々な活用が期待されております。
多様な用途の中でどこから着手するか?
ここで重要なプロダクトフィードバックを最適化するためには開発の工数や価値観を理解する必要がある。PdM兼CSMみたいな人が今後求められる的な文脈も面白い。
やはり職種が違うと経験値が高いメンバーでないと他部署の状況を配慮した意思決定ができず業務が個別最適化されてしまいがちになる。
全体最適化のためにデータアナリストがKPIツリーやダッシュボードを用意して全社の共通認識を持たせる取り組みをするのは確かに大事だけど、
まだビジネスモデルが確立していなく、大胆な変更が走るベンチャーではKPIだけをみて状況を判断できる人が少ない。
そこで深津さんの事業の成長モデルやGoodpatchさんの体験構造図のようにフローを整理してあげて、そこにKPIを連動させる必要があると思う。
※人はストーリーに感動する
体験構造図(ストーリー)とKPI(ファクト)の連動をCSチームとUXデザイナーとデータアナリストが強力して作ることが出来たらとてつもない武器になる。
僕はCS Opsを盛り上げていくような事例を作って、CS界隈にデータアナリストが参入する流れを作りたいです。
オープンエイトで最高のデータ基盤を作る!とか、BIツール研究所を盛り上げる!とかできることが多くなって、ヤフーにいた頃の3倍以上忙しいけど、とても楽しいのでこのまま頑張りたい!
最近、約30億円の資金調達を行いました。
さらに事業を成長させるためにPdM、CSM、エンジニアなど採用にも積極的的です。
オープンエイトに興味がある方やSaaS業界への転職相談などお気軽にご連絡ください。