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【5 PICS ⑨】 昭和の名曲を5枚の絵にしました。曲名は?

5 PICS、始めました。

イラストを使った遊びを新しく考えたので、ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います。

近年難解化・複雑化が著しいコンテンツ業界で、あえて「超シンプルなことができないか」「誰にでも分かる単純明快なものを作ろう」と思い立ちました。

名付けて「5 PICS」(ファイブ・ピックス)。たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

誰が一番先に答えられるかコミュニケーションゲームのように競い合ってもいいですし、脳トレを兼ねて一人で楽しんでもらってもOK。

ではさっそくスタート! 今回は完全ノーヒントです。

答えと解説を最後に記載しています。

問題 5枚の絵で日本の名曲を表現しました。曲名は何でしょう?

※これらの絵はあくまでも個人的なイマジネーションであり、聴く人それぞれによって感じ方や見え方は異なります。

出題/解説:中野充浩
イラスト:いともこ
企画:ワイルドフラワーズ

答えと解説

●「SOMEDAY」佐野元春 with THE HEARTLAND

1981年6月21日、4枚目のシングルとしてリリースされた佐野元春の代表曲の一つ。作詞作曲は佐野元春。翌年5月21日に発売された同名タイトルのアルバムに収録。

1980年3月21日、24歳の時に「アンジェリーナ」でデビューした佐野。以来シングル2枚・アルバム2枚を発表し、80年代の日本の音楽シーンを担う気鋭のアーティストとして期待される一方、一部の業界関係者やファン以外にはその名が浸透せずに大衆的なヒットに繋がらない状態が続いていた。

そんなある日、大瀧詠一の伝説のアルバム『A LONG VACATION』のレコーディングを見学する機会を得る。そこでナイアガラ・サウンド(大瀧流ウォール・オブ・サウンド)に強い刺激を受けた佐野は、大切に温めていた「SOMEDAY」を完成・録音。「みんなもきっといつかって思うことがある。そんな気持ちを歌にした」

自信作であったものの、当初はチャートを駆け上がらず。しかし『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』(1982年3月)に参加したことで注目度も高まり、自身のアルバム『SOMEDAY』が初ヒット。同曲の魅力が若い世代を中心に広まっていった。

佐野はそこに安住せず、行くべき道に向かって常に“移動”を続ける人である。レコーディングやライブ活動、楽曲提供やプロデュースといったミュージシャンの領域に囚われず、ラジオDJや客員講師、雑誌発行やイベント主催なども手掛ける。また、いち早くネット文化にも着目。1995年にはオフィシャル・ファンサイトを開設したり、ダウンロード販売やインターネットライブの先駆けでもある。

社会問題とも向き合い、チャリティ活動や未成年への無料ライブにも積極的。デビュー以来、音楽とロックを愛する少年の心を持ちながら、40年以上も権力に屈さない姿勢を貫き通し、独自の“あり方”を築き上げた。幅広い世代からのリスペクトも大。今や日本の音楽界に欠かせないレジェンドだ。

5 PICSとは?

たった「5枚の絵」があなたの中に眠った記憶や知識を呼び起こす。

活動テーマは、難解で複雑化するコンテンツ業界に、誰にでも楽しめる“超シンプル”な世界を。Z世代から団塊世代まで幅広い層にアプローチしていきます。

コンテンツ企画制作チーム「ワイルドフラワーズ」(代表/中野充浩)によるプロジェクトです。音楽以外にも様々なジャンルで展開準備中。

◼︎5 PICSの出版化・番組化・イベント化・アプリ化・その他に関するご相談・お問い合わせはこちらからお願いいたします。


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中野充浩(文筆家/コンテンツ制作者)
最後までありがとうございました。最初は誰かの脳に衝撃が走り、左胸をワクワクさせ、やがてそれが何人かに伝わって周囲を巻き込み、みんなで動き出しているうちに同じ血と汗と涙となり、最後には目に見えるカタチとなって現れる。そんなことをやり続けます。応援よろしくお願いいたします。

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