「出入国管理及び難民認定法」に関するお願い　～お礼のFAX送りました～

みなさん、こんにちは！

　先週、皆さんの声に触発されて、いわゆる「入管法」に関して与党国対委員長と与党衆議院法務委員会理事に対して要望のFAXを送りました。
もちろん、「入管法改正案」の撤回と真相究明についてです。

今日は、それに続く取り組みについてご報告します。

第一弾FAXを送った記事はこちら

　週末にＦＡＸを送り、18日（火）に強行採決か！？　と心配していた矢先に突然「入管法改正案」の取り下げがニュースになりました。
その時に投稿したnoteはこちらです。

　驚いたのと、安堵したのと、小躍りしたいほどの喜びに襲われたことは、きっと皆さんも同じ気持ちじゃないかと思います。

みんなの力で振り出しに戻した

でも、皆さんご承知の通り、「出入国管理法」を巡る諸問題は何ら解決していません。
　いまも、入管に収容されている皆さんの状況は詳細がわからず、健康上の問題や命の危険に晒されている人もいらっしゃると聞きます。

　人権が守られ、日本という国は人を大事にしてくれる素晴らしい国だと言って貰えるように改善して欲しいと思います。

　これから本当の改善に向けて取り組みが始まる、そういう状況ではないでしょうか。

第二弾ＦＡＸを送りました

　そんなことを考えながら、前回FAXを送った与党国会議員の皆さんに、「入管法改正法案」を取り下げに対応して下さったお礼をお伝えしようと思い立ちました。
　そして、ウィシュマさんが収容されていた時のビデオの公開と、第三者機関による徹底的な調査、参議院で野党が提案している「出入国管理及び難民認定法案」をたたき台にした開かれた検討をお願いすることにしました。

　なお、今回のことはより多くの皆さんにも知っていただきたいため、国会議員さんだけでなく、事務所で働く皆さんにも宛てて送信しました。

詳細は送ったFAXの本文をお読みください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年5月21日
○○党 ○○　　殿
事務所の皆様

　　　　　「出入国管理及び難民認定法」に関するお願い

かねてより私たち国民の声を国会に届けてくださりありがとうございます。

5月15日にFAXにて「入管法改定案」に関する送付させていただきました。その節はありがとうございました。

5月18日に政府側が法案を取り下げる事が決まりました。
この件に関してご尽力いただきまして本当にありがとうございます。

　報道でも明らかになっていますが、現行の「出入国管理及び難民認定法」下で収容されている人が健康上危険な状態で放置されていたりするなど、問題だと思える点が相当あります。
　今回提出されていた与党改正案では、難民認定の低さの問題はそのままに、3回以上の難民申請者について送還停止効力を廃止するなど、収容者の状況をさらに悪化させてしまうものだったと思います。

　17日、ウィシュマさんが収容されていた部屋の視察を妹さんと弁護士さん、国会議員の皆さんが申し入れました。保安上の理由というだけで断られていました。その音声を聞いたのですが、私には、ウィシュマさんを死なせてしまったという悔やむ様子もなく、逆に皆さんを恫喝しているようにも聞こえました。
　ウィシュマさんが収容されていた時のビデオ開示を求めてもこちらも保安上の理由で拒否されています。普通に考えて、「何か絶対に隠したいものが映っているんじゃないか？」と思わせてしまうような状況です。

https://youtu.be/TeuXaHmOZng　←　その音声です。

　私はビデオを公開すべきだと思ますし、万一不都合な映像があったとしても、これは国際的にも信頼される出入国管理の在り方に作り替えていけるチャンスだと思います。

　重ねてのお願いになってしまい申し訳ありませんが、以下の点について再度お力添えを頂けましたら幸いです。


① ウィシュマさん収容時のビデオを公開してください。内容的に問題があるのであれば、せめて国会議員間の共有にとどめておくことも含みます。

② ウィシュマさんが亡くなった件について第三者による調査の実現と名古屋出入国管理局への視察を実現してください。現状を知らずして正しい報告を作成することはできないと思います。

③ 「出入国管理及び難民認定法」の抜本的見直しを実施してください。国際法の遵守を基本に、人権に配慮された仕組みづくりが必要と考えます。野党が合同で「難民等保護法案・入管法改正案」を参議院に提出しています。野党案を含め早急に議論を進めてください。


皆様の今後のご活躍に期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました

最後に

　大急ぎで書いたので、読みづらいかもしれません😝

　入管法の問題はもうだいぶ以前から多くの方が指摘していました。恥ずかしながら、問題だとは思いながらもどこか他人事としてとらえていたと思います。

　私がこのままではいけないと、気が付いたのは弁護士の皆さんやせやろがいおじさんの記者会見や動画を見たときでした。やっと自分事としてとらえることができたと思います。

　まだまだ理解できていないことも多いと思っていますので、
みなさんと一緒に学びながらこの問題にも取り組んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。