ビジネスにおいて必要な「画力」とは?

画像1 Twitterで3万いいねを頂いた「ビジネスにおける画力とは?」考察シリーズ。 イラストレーターにとっての「画力」とクライアントが求める「画力」、実は全く別の概念なのです。
画像2 たとえばこれ。 「先生役の男性を描いてください」という依頼があっても、そのイラストがどのように、どこの媒体で、何のために使われるのか?を理解しないとクライアントが求める成果物を納品できません。例え絵の技術が優れていても、何が求められているか?を理解しなければ「とても上手だけど見当違いなもの」が完成してしまいます。
画像3 そして、「どうしてそのイラストが必要なのか?」の理由を、クライアントは話してくれないことがよくあります。クライアントが我々イラストレーターに依頼しているのは、「イラストそのもの」と言うより「やりたいことを叶えてくれる手段(→イラスト)」。なので、教えてくれない場合はこちらから聞き出すか、調べてある程度予想する必要があります。
画像4 つまり、クライアントが求める「画力」は技術面だけの話ではないのです。クライアントがやりたいことを理解して、それを叶えてくれるイラストを提供できる…それこそが、イラストレーターという職業を選ぶときに必要なスキルなのではないでしょうか。
画像5 (おまけ) 具体的に、クライアントから使用用途や詳しい情報を聞き出した際はこんな感じで情報をくれます。
画像6 (おまけ) 表面的に「依頼されたもの」をそのままアウトプットするのではなく、クライアントの本当の目的を達成できるイラストになっているか?を常に考えながら作画することが、より良い仕事に繋がるのではないでしょうか。

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はこしろ
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