パワー感がありつつも、控えめなサウンド! どんな機材とも組み合わせられそうな、CECのCDプレーヤー CD3800を紹介します!
今回は、CECのCDプレーヤー CD3800を紹介します。
CECの機材というと、昨日、ヘッドホンアンプのHD53Nを紹介したばかりでした。
純粋に、CECというメーカーの音を知りたかったのですが、オーディオショップでチューニングされたアンプだけでは、純粋なCECの音がわからないかもしれないということでこちらも合わせて手に入れておりました。
さすが同じメーカーということもあり、ヘッドホンアンプと、どことなく似た雰囲気を感じます。
全体的にメカニックな見た目なのですが、無機質過ぎず少し柔らかい印象さえ受ける不思議な見た目です。
やはり個人的にはシルバーの色味も含め、とても好みな見た目をしています。
背面についても、アナログのアウトプットがRCA・XLR共に付いていて使いやすそうですね。
この機材の魅力として大きなところが、USB-DACとしても使用できるところです。
2in1と言えるこの機能、なるべく機材は減らしつつもCDプレーヤーを試してみたい方にはとても面白いのではないでしょうか。
天板・側面共にHD53N同様シンプルですが、間延びした感じは受けないですね。
音に関しては、ヘッドホンアンプで感じたような重厚感のあるサウンドとは雰囲気が異なりました。
全体的に軽めの音ですが、かなりスピード感のあるサウンドです。
各帯域ごとに詳しく聴いてみても、どの帯域が主張しているということもなく、全体的にフラットな音です。
悪い言い方をしてしまうと、つまらない音ではあるのですが、使用しているアンプや、他の機材の個性を見るのにはとても良いと思います。
高域が刺さることもなく、長時間のリスニングに向いていると思います。
手放しで、おすすめ!というよりは様々な機材を持っている方が改めて自分の所有機材を見直す際に使うのはとても良い機材だと感じました。