取り回しがとても良く、癖もなく使いやすい! 電源ケーブルに困ったらこれを選んで間違いない AET EVO-1302F ACを紹介・レビューします。
今回もAETの電源ケーブルのレビューです。前回はAETの上位モデルのレビューを行いましたが、今回は入門モデルの紹介です。
AET EVO-1302Fという電源ケーブルですが、同価格帯にEVO-1302Sというモデルもあります。この2製品の違いは1302Fには細線が使用されているという違いです。
他の方のレビューも見ながら、柔らかい音を聴くことができる、EVO-1302Fの方が私の環境には合うと判断し、購入しました。
元箱・保証書は上位グレードと同じものが使用されています。モデル名のシールが異なるだけですので、購入し開封する楽しみは上位モデルと同じものを楽しめます。
製品本体です。ケーブルは濃い青色のケーブルです。SCRシリーズとも太さは同じくらいなのですが、スリーブがないため、取り回しは遥かにこちらの方がしやすいです。
新しい機材を導入するにあたって試聴する際や、機材の組み合わせを見るときなど、配線にそこまで気を配れないけどきちんと聴きたいときにとても使用しやすいです。
収縮チューブにはモデル名の記載がなく、EVOLUTIONの文字とケーブルの方向の記載だけがされております。モデル名のEVOはEVOLUTIONの頭文字から付いています。
コンセントプラグ・インレットプラグは上位モデル同様、自社のコネクタを使用されております。コネクタの種類に違いはありますが、自社コネクタを入門グレードにまで採用しているのはとても満足度が高いですね。
音質のレビューですが、一聴して感じるのはなめらかであり、繊細な音ということです。1音1音が繊細に鳴りますが、広がる低音が鳴るため、低音に包まれながら、繊細な音を聴くことができます。
低音により、他の帯域がマスキングされてしまうこともなく、うまく共存しているので、各帯域の音を聴き分けることもできます。とりあえず困ったらこのケーブルを繋いでみても、変な音になってしまうようなことがないケーブルです。
とても使用しやすく、比較的手も出しやすい価格帯ですので、ぜひ一度試してみてください。