こんな買ってよかったものは嫌だ
どうもゲンパンです。あなたは買ってよかったものというジャンルを知っているだろうか。年末くらいになると、ネットや雑誌、色々な媒体で有名無名様々な人が、自分がその年に買ってよかったものをリスト形式で紹介するのだ。
僕はこの買ってよかったものの記事を見るのが好きで、自分が知らなかった生活の質が上がるアイテムがなにか見つかるのではないかといつもワクワクして眺めている。
しかし最近気づいたのだ。この買ってよかったものというのは、一筋縄にいかないのだと。そこで今日は買ってよかったものただただ眺めて10年くらいの僕が、こんな買ってよかったもの嫌だと言うツッコミを入れながら、自分的に嫌な買ってよかったものを紹介したい。
①クソ高い
買ってよかったものの記事を書く人というのは、何をやっているのかよくわからない職業で銭コロだけはたくさん持っている。そしてその1年のご褒美といっって我々庶民には及びもつかないクソ高いアイテムを買ってよかったものにあげてくる。前から欲しかったシャレオツブランドのペラッペラのセーター200万円とかだ。
僕は心の中で叫ぶ。
買えねーよ!!!!
と。
買ってよかったものというのはタイトルは買ってよかったとついているが、記事にする以上は見ている人に買ってもらう可能性を残している。そうじゃなければAmazonや楽天のリンクを貼ったりしない。そしてそれは衝動買いできる価格帯のものが限界値なのだ。財布に1ダメージも与えない価格〜衝動買いできる価格が範囲なんだ。だから、その記事を書いてるやつの雰囲気とか顔とかを見て明らかに自分と生活レベルが違いそうなら記事を閉じた方がいい。仮にそいつの記事から何かリンクを踏んで買ったら、またそいつはクソオシャレなブランドのジーパン300万円とかを買う。富むものを更に富ませる必要もあるまい。
なお世の中実は僕よりみんな金持ちで何十万なんかポンと出せるなら何もいうまい。
②そいつがプロデュースしている
何やっているかよくわかんない職業の人に多い。市販の物の中にしれっとそいつがプロデュースした商品が混ざるのだ。そしてこれは本当にいいもので、市販にはないなら自分で作っちゃえと作りましたみたいな断り書きが書いてある。買ってよかったていうかお前の作ったやつじゃん!と言いたくなる。買ってよかったものの記事を見に来ているくらいだから読者は確かに普通より財布の紐は緩いと思う。でもそこまであからさまに商売っけを出されると興醒めする。というかお前は本当に買ったのか?よしんば買ったとしても、それはお前にチャリンするだけのマッチポンプではないのか。
③入手難易度SSS
これもよくある。ゲームで言うとむちゃくちゃ遠方の物語終盤じゃないと行けないような場所に売ってあるアイテムを市販のコモンアイテムの中にこっそり混ぜるのだ。
具体例を出そう。僕が見た一番難易度が高いやつは、アメリカ中西部の謎の骨董品屋で買った逸品物の謎の板切れ、299ドルというやつだ。記事を書いた人はなんかよくわからないがFIREして日本と世界を旅し、コロナでアメリカにいると書いていた。無理ゲーである。
そもそも一体その板切れを何に使うのかまずわからない。そして読んでいる人の多くは、よし俺もその謎の板切れを買おうと飛行機に乗ってアメリカには行けない。今はコロナだしね。まず読んだ人がお店なりアマゾンなりで買えるものだけにして欲しい。
④使用用途が限定的すぎる。自分には無用の長物だ。
これは、けっこう有名無名いろいろな人の記事にある。その記事を書いている人には確かに鬼リピのアイテムなのだが、読んでいた自分にとって必要かどうかは別問題だ。
そんなことわかっていると頭では理解しているのだが、なんかそれっぽい有名人がジューサーやパン焼きマシンを使いこなしていたら自分も欲しくならないだろうか。
僕が今までこの手のアイテムで買って一番要らなかったアイテムは本のページを抑えるクリップだ。開いた状態の本が閉じないように閉じるというそれだけの代物だ。
まだ今より電子書籍が一般的じゃない頃に紹介されていてクソオシャレだなと思って買ったが、本を開いた状態でクリップで押さえ、1ページ読むごとにクリップ押さえをとるというクソ面倒な動作が自分に全く合ってないのに気づいた。
江戸時代の武士とかが本を読む姿みたいな、すごいまどっろこしいスタイルになるのだ。
もちろんこれを紹介した人やこれを神アイテムとして使う人もいるだろう。
僕には合っていなかった、それだけのことなのだ。
以上、こんなところだ。他にもあるかもしれない。もしこんなのもありますよというのがあれば教えてほしい。(完)