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この時空がなんなのかわからない


要はそこに行き着く。今自分が存在しているこの時空(宇宙・世界と同じ意味)がなんなのかが全く分からなかった。

『ここがどこで、つまるところ何なのか?』がさっぱり分からない状態で『何かしろ!』と言われても出来るわけないし、ここがどこだが分からないのに人生、社会、生命活動、などの諸々の枠の中で活動する気に全くなれなかった。

よって、それらを一切放棄して、ただ哲学する、考えるという行為に方向性を見出した。実際は一切の放棄はできなかったので、外の世界からほぼ強制に近い要請があった時だけ最低限取り組んだ。


『この時空は何なのか?』


この問いほどイシュー度が高く、答えの内容によっては、あらゆる全ての行為の質と方向性を変化させる必要が生じる問いもないのではないか?というくらい優先度が高い『問い』だと思う。

圧倒的に優先度が高いにも関わらず、1番厄介なのは答えが出せる目処が全然、ぜっーーーーんぜん、つかないのだ。こればかりは本当に困った。本当に悩んだし困り尽くした。そして、困り果てた。




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