A.E.テイラー『プラトン『ティマイオス』註解』メモ①

*ホワイトヘッド読解のために読んでいます。同書の多くを読み飛ばし、同書の要点ではなく、自身の研究ために必要な箇所を抽出したメモです。

・なぜホワイトヘッドが、プラトンのピタゴラス主義と同じ精神を見出すのか、テイラーは説明する責任を感じていた。
・エディントンについても言及
Taylor 1928: ix-x.

・後期プラトンの理論(プラトンの独自の理論)を『ティマイオス』に見出すのは誤りである。
・同書は初期ギリシア科学の歴史(紀元前5世紀のピタゴラス主義)に関する重要な本である。
Taylor 1928: 11-2.

・エンペドクレスの生物学を、ピタゴラス派の数学の基盤に置こうとした。
→エンペドクレスの四元素を幾何学的基盤に。有名な元素の幾何学的解釈
・しかし、明らかに調和できそうにない(生物学的決定論と、宗教的倫理的な自由?)。→暫定的、真に似たこと、最善の近似
Taylor 1928: 18-9.

参考文献
Taylor, A. E. [1928] A COMMENTARY ON PLATO'S TIMAEUS, Oxford: The Clarendon Press.
https://archive.org/details/alfred-edward-taylor-a-commentary-on-platos-timaeus-clarendon-press-1928/page/n1/mode/2up


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