#9 いつからだろう、変わってしまった。将来のなりたいもの…
いつもご覧いただきありがとうございます。
毎日更新を目指していたんですが、思い出しつつ記事にするのは想像していたよりも精神的にくるようで。お休みしつつ続けます♪
【 将来のなりたい職業 】
自分の記憶なのか、親から言われた刷り込み記憶なのかは定かではないのですが。幼稚園の頃辺りは子供らしく、甘いものが大好きな私らしく
『ケーキ屋さん』、『セーラームーン』とか、時には
『お父さんのお嫁さん』なんて言って親を喜ばせていたようです。
薄っすらですが、『ケーキ屋さん』と『お花屋さん』で迷ってケーキ屋さんを選んだ記憶があります。
そうすれば、毎日ケーキが食べられると思ったようです。
本当に子供の心は純粋ですね。
そんな、純粋な気持ちはいつしか歪んでいきました。
気づいたら自分の立ち位置が周りとちょっと違うと内心思っていましたが、周りになじむのに必死だったので、表立って言葉にする機会は少なかった気がします。
確か、小学校の頃のなりたかったもの。
中学年~高学年頃だったと思います。
それは・・・・
消しゴム
自分の居場所を見失い、家族にも寄り添えなくなり、気づいたら常に、消えて居なくなりたい気持ちがいっぱいいっぱいでした。
『 生まれ変わったら何になりたい? 』なんてはしゃぎながら友人と楽しそうにする会話ですら当時の私は
『 生まれ変わりたくない。生まれ変わったらチョークになりたい。 』
使ったら、消されて、消えていなくなれるから・・・
そんな感じだったと思います。
ダメな私は消えて居なくなりたい。
消えて居なくなればいいんだ。
一生懸命頑張っても頑張っても、時として母の機嫌次第では暴言を吐かれ、怒られる。なんでだろう?
どんなことが怒られるか分からなかった。
常にビクビクして行動するしかなかった。
そして、母親の機嫌は常にアップダウン。
母親の機嫌が私の住む世界基準でした。
そんな環境に違和感を感じつつも、反抗期に差し掛かっても、反発してやろうという方向へその力が働かなかった私。
よいか、悪いかは別として、家を飛び出る選択肢だってあったと思います。
実際、16歳とかで家出したり、不良グループと仲良くなってある種の自分の居場所を確保する人も多いと思いのではないでしょうか?
みんなが欲しがる自由な世界へ飛び立つ。
そんな勇気も、勢いも、当時の消しゴムちゃんな私にはありませんでした。
私と正反対の姉はスーパーボールの様に外からの刺激に高反発!!
勉強ができたけど、不良少女の道へ・・・。
姉と両親の喧嘩を見ていて、私は、いい子でいなければ辛うじてある居場所が無くなる…。
その一心でより一層殻にこもり、ご機嫌取りに明け暮れる毎日。
いつからだろう・・・反抗期を迎え姉のことが手に負えなくなった母。
そして、私へのコントロールが自然と強まっていった気がします。
【 私のオアシス 】
そんな心が死んでいくような日常を送っていた私の心の安らぐ瞬間、この頃の唯一の楽しみが、買い食い。
本来なら愛情などの温かい心の育成で満たすはずの部分を。
ぽっかり穴の開いた心。
不安や、寂しさなどの欲求を<食べることで満たす術>を肥満児産まれの私はいつからか身に着けていっていた。
小学校の頃は今よりも身長が7cm低いのに、体重は3キロくらい重いというミラクル。
大好きだったのが「メロンパン」と「ポテトチップス」だった。
この頃から私は「メロンパンの呪縛」にかかっているなんて、その当時は知る余地もありませんでしたが、つい数年間まで続いていました。
その詳細は後のnoteに書き綴っていこうと思います。
話は戻りますが、下校時に買い食いをしてまるごと1個メロンパンを食べたり、ポテトチップス1袋を食べてしまって当然夕方にお腹が空かなくても、食べないと怒られるので必死に夕食を無理やりお腹に詰める。そんな食べ方をしていました。
帰宅部だったのもあり、相変わらずの肥満体。
いじめはよくないですが、いじめられやすい要素を自分から作っていたと当時を振り返ると思います。
自分に自信がなく、というか、生きる気力すらない中学生。
肥満体。眼鏡っ子。体育も、勉強もできない。みんなの興味のあるものに興味がない。
でも、それが私なんですよね。
本来なら家庭で形成され、周りの友人関係でさらに強固になるはずの
【 自己肯定感 】
自分は自分でいい。
ダメなところも。
良いところも。
得意なものも。
苦手なものも。
ぜ~~~んぶひっくるめて。その人の魅力。
何もできなくても、何もしなくても
ここに存在していい。
こんな当たり前の事を学ぶ機会を私は得ることができませんでした。
もし、これを読んでくれている、人で私と同じように自己肯定感が低く、自己肯定感の存在すらわからない人。
自分はダメダメばっかりで…と思う人。
他者への意地悪な事ばかり浮かんでしまう人。
人に自慢できるものがない人。
見栄っ張りな自分。
それでも、いいんです!
大事なのでもう一度言いますね。
それでいいのですよ。まずは。
無理に認めろ!それでいいんだ!受け入れろ!とは言いません。
私も無理でした。
もし、自己否定を全力でしてしまったら、そのあとに必ず、どんな暴言を自分に浴ひせてしまっても、自分の体のどこかを触りつつ
『じゃどうしよっか?』
『どうやったら抜け出せるかな?』
『ねぇ、ねぇ。どうやったらいいと思う?』
とまるで小さな子に話しかけるように声に出して語り掛けてください。
その時に反応がなくても、自己否定が出てくるたびに繰り返してください。
まずは、失われている『自分の生きる気力』、『生き抜くんだ!!』という気持ちを復活させるところからがスタートです☆
私は『生きたい!!日常って素敵』そう思えるようになるまで40年近くかかりました。
止まない雨から抜け出した一人がここにいます。
大丈夫。これを読んでくれているあなたはもっと早く元気になれますから♪♪
こんな色々つまづいていた私ですが、最近Twitterを通じて個性的な私を受け入れてくれる、むしろ、そこがイイ!と言ってくれる方もたくさんいて、人はいる場所、触れる言葉、触れる人たちでこんなにも心の置きようが変わるものかと日々驚いています。
長文にも関わらず、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。
こうして皆様に支えられていて感謝の気持ちでいっぱいです。