見出し画像

ママ友のカメラの楽しみ方から気付いた大切なこと

私は周りからカメラ好きで知られていることもあって、カメラのことで相談を受けることがちょいちょいある。今回、受けた内容はこちら。

「これまでに使っていたOLYMPUSのカメラが壊れてしまったので、新しいカメラの購入を考えている。後継機種は出ているが、発売から4年が経っていて、これで良いのかと悩んでいる」

ちなみに壊れたカメラは【E-M10MarkII】で、子どもが生まれるのをきっかけに購入し、約10年間ほぼ毎日のようにわが子をメインとした家族写真を撮ってきたそうだ。

室内(自宅)で子どもを撮ることが多いということだったので、私はてっきり単焦点レンズをメインで使われているものと思い込んでいた。

理由は単焦点レンズは一般的にズームレンズよりも明るい絞り値であることが多く、低光量の環境でもシャッタースピードを速くすることができ、手ブレや被写体の動きを抑えることが可能だからだ。

室内は特に光が足りないことが多いため、明るい単焦点レンズを使った方がノイズ(※画像にザラザラした粒が現れる現象)なども発生しないクリアな写真を撮ることができる。私の中で、室内 = 単焦点なのだ。

しかし、このママ友はなんと10年間キットレンズで撮られているというではないか。単焦点レンズも持っていない。持っているのはカメラ購入時についてきた、もう一本の望遠ズームレンズだけ。しかも、そちらは使ったことがほとんどないらしい。

レンズ交換式である必要は…と突っ込みたくなるところだが、おそらくこちらの思っているほど写真を撮られてはいないのだろうと納得することにした。


ところがである。
ご自宅に招待いただいたときのことだ。

部屋のところどころにプリントした家族写真が飾られてあったり、定期的に作られているというスクラップブックが何冊もあったり、わが子の写真の入ったキーホルダーなんかもあって、とにかく写真だらけだったのだ。

スマホにはカメラから転送した画像が丁寧にフォルダ分けされていて、いつでも過去の写真が見られるようになっている。

誰がどう見ても
写真を楽しまれている様子なのだ。

(あれ、もしかして
オイラなんかよりよっぽど楽しんでない…😳?)

スクラップブックも一部見せてもらったのだが、かわいい文字や絵が描かれていたり、切り抜かれた動きのある写真がたくさん貼ってあったりと、とにかく賑やかなアルバムで見ていて楽しい。

子どもたちが大きくなった頃に、こんな素敵なアルバムを親から渡されたら嬉しいに違いない。

ページをめくっていて 「そうだよな、これでいいんだよな…」とただただ感心するばかりであった。柄にも似合わずスクラップブックを作ってみたいとも思ってしまった。ノイズなんて全く気にならなかった。

これまで撮った画像をモニターに表示して解像感にケチをつけたり、ノイズ探しをしていた自分が恥ずかしい。とてもお恥ずかしい…😣

おまえはなんのために
写真を撮ってんだと

性能ばかり追い求めていた自分に
大きな気づきを与えてくれた出来事だった。

そうだ、もっと写真を楽しもう!


ちなみにママ友が購入したカメラは、
マイクロフォーサーズの【LUMIX G100D】📷✨

後継機種であるE-M10IVはボディ単体とダブルレンズキットの値段がほとんど変わらないこと、発売から4年が経っていることなどで購入に踏み切れなかったようだ。

(あと2本のキットレンズも既に持っているからね…)

G100Dを選んだ理由は、E-M10よりも重量が軽く、価格がレンズキットでも約8万円と安かったこと、そしてオリンパスと同じマイクロフォーサーズ規格のため、これまでのレンズが使用できることなどなど(→共通規格なのはおいらが教えてあげたんだけど🤭)

カメラ側にあった手ブレ補正がなくなる点や、メーカーが違えばメニューなどもイチから覚えないといけないので大変な点も伝えてあった。ちなみに私のG100Dを二週間くらいお貸ししたりもした。

今まで使い慣れた機種の後継カメラの方がストレスなく移行できたに違いないが、気分を変えて違うメーカーというのも面白そうだということでもあるようだ。

いろいろ書いたが、細かいことは抜きにして…

なによりこのママ友、
私と同じで"カメラ好き"なのである。

となると、いくら誘っても全然興味を持ってくれないうちの妻なんかよりも、彼女であれば休日はしょっちゅう一緒にカメラ散歩できるかも!👀💡いやそれどころか、それこそ老後もふたりでまったりカメラ散歩なんていうのもアリかもしれないね!😁うふ

って
ダブル不倫だぞ!それっ!

うしまい🙃
(→終わり方はいつもな感じなのね…)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集