プロテインと胸焼け(逆流性食道炎)
いきなり結論から言ってしまうと、
「空腹時にプロテインを飲むと、胸焼けを起こす!」
以上。笑
もちろん、体質によるけれど。
逆流性食道炎になったことのある人(僕もそうだ)は、特に注意が必要かもしれない。
そもそもなぜプロテインを飲んでいるかというと、今年に入ってから自分の食事を記録・管理し始めたことがきっかけだ。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなり、生活リズムが変則的になった。体調を崩すことも多々あったので、まずは食事を見直そうと思ったわけだ。
三大栄養素の一つであるタンパク質は、体重の1〜1.2倍グラムを摂取するのが目安だそうだ。体重60kgの人なら、タンパク質は60g〜72gほどだ。
運動を頻繁にしているのであれば、体重の2倍ほどのグラム数を摂るのが良いらしい。体重60kgならば、120gのタンパク質が必要になる。
僕の場合、食事記録および管理を始めたことによって、1日におおよそ40gほどのタンパク質しか摂れていないことが判明した。運動はそこまでしていないことを考えても、50〜60gくらいのタンパク質は最低でも必要なはずだった。
生まれつき痩せ型で、胃腸が弱い。肉や魚、大豆製品を新たに追加で食べるのは、ちょっとしんどいな、と思った。
そこで、プロテインを飲み始めた。WPCのホエイプロテインだ(結果的には、WPCでもWPIでも空腹時に飲むと胸焼けが起きた)。
基本的には、通常の食事のどこかでプロテインを追加で飲むというスタイルだった。
ただ、朝の忙しいときは、プロテインの手軽さから、
「朝ごはんはプロテインのみ」
という日が発生した。怠け者みたいだけれど笑。
すると、歩いているとき、電車に乗っているとき、午前中ずーっと、胸焼けがした。不快感がすごかった。ひどいときには、お腹が空いているのに気持ち悪くて吐きそうというときもあった。
まさかプロテインが原因だとは思ってもみなかったが、新たに始めた習慣はプロテインを飲むことのみだったので、割と簡単に原因を特定できた。
タンパク質は、胃の消化酵素であるペプシンによって初めて、分解されるそうだ。
なので、空腹時にプロテインを飲むと、一気に胃酸が分泌される(気がする)。そのせいで、体質によっては胸焼けを起こしてしまうのだと思う。
食事中、もしくは食後にプロテインを飲む分には、僕の場合は全く問題なかったので、やはり空腹時や食前にプロテインを飲むのは良くないのかもしれない。
対策としては、朝ごはんプロテインのみ、は止めること。もしくは軽く野菜などを食べてからプロテインを飲むこと。あと、プロテインの量を少し減らしてみることなどがある。
いろいろ試した結果、「朝食は果物のみ」「昼食のあとにプロテイン追加」「夜はいつも通り」というのが僕の胃腸には合っているようだ。
そして朝の果物は、身体中に栄養が染み渡っていく感覚があって、最高に心地よい。
ミックスベリー、キウイフルーツ、バナナ、りんご、みかん、桃、パイナップルなどを食べている。冷凍で売られているものや、缶詰などを活用しながら、手軽さを最重要視して食べている笑。
ちなみに、乳糖不耐症(牛乳とかヨーグルトでお腹の調子が悪くなるタイプ)の人は、WPIのプロテインがオススメだ。お腹がゴロゴロしなくなる。ただタンパク質であることに変わりはないので、やはり空腹時に飲むと胸焼けを起こすのは注意だ。
同じような症状に悩んでいる人の参考になれば幸いだ。
決してプロテイン自体に問題があるわけではないので、うまく付き合って適切に栄養補給していくことが大切だと思う。
健康に気をつけながら、自分にとって一番の食事法を見つけよう(自戒)笑。
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