いい本はよい香りがする
まだほんのひとつの章しか読み終えていないけれど、たまらず書きたくなった。
よい本は音だけでなくて香りがきっとする。
わたしはこの本から春を感じた。
雪が溶けてふきのとうが土からひょっこり顔をだし、水となった雪が大地を潤す春のはじまりを。
ずっとずっと発売を心待ちにしていた本を手に取れてすごくすごくしゃーわせだ。
わたしは
言葉で、文章で、
はたして音を奏でられているだろうか。
亡き恩師が言ってた『演奏がはじまったら決して音楽をとめるな』という言葉が心のなかでRepeatを繰り返す。
・・・・まだまだ道のりは遠い気がする。
でも、いつか。
いつか音を自分の音を響かせたい。
祈りを捧げて、
こうやって、
言葉を紡いで、
そしてわたしという楽器を鳴らしていきたい。
強く強く想う。
この本は全部読んでしまうのがなんだかもったいない気がして。
でも、すぐ全部読んでも、すぐに読まなくても、
きっといいのだ。
といいつつ今日のうちに読み終えてしまいそうだけど。
だけどね。
すぐ読み終えなくても、この本はすぐ自分以外の誰かに読んでもらいたくてうずうずしちゃうそんな本です。
この本に出会うきっかけとなった今野良介さんに心から感謝を。
そして、なによりこの本を書かれた高橋久美子さんに心より拍手を。
そう、両手がジンジンするほど大きな音を鳴らして届けたいです。
チャットモンチーの曲ももっと聞いてみたいし、紹介されている音楽も聞きたくてうずうずしている。
ねぇ、みて。
もうここをみるだけでわくわくするわ。
あ、書き忘れたけれど‼
本の手触りも愉しいから‼
えっ⁉と感じること間違いなしなので‼
すごく読んでも、触れても。
目、肌、口、耳が心躍る本です。