未来を覆う厚い雲
ー"アゲハの季節"
「青虫2号(※)」の命が危ういー。14日夜、ベランダの鉢植えに育つ今期2匹目のアオムシが、ヤモリに捕食されそうなところにたまたま遭遇。雨戸を揺らして音を立て、間一髪、どうにか追い払った。ただ、今後スズメや寄生昆虫だけでなく、ヤモリも警戒する必要がある。チョウになって空を舞う明るい未来を想像して浮かれていた状況は一転し、暗く厚い雲に覆われた。
関連リンク:「『芋活2020』シリーズ」「『芋活2018-19』シリーズ」
緊急BGリポート
こうした事態を受け、急遽まとめた今回のBG(バルコニー・ガーディアンズ)リポート(※)は「四六時中、見張っているわけにもいかず、この先が思いやられる」と締めくくりたい。
ヤモリは体長10cm超。丸々と太っているところが気になる。奥さんは「これまでベランダを狩り場に、成長したチョウの幼虫を食べた犯人かもしれない」という。案外それは的を射ているかもしれない。
危機一髪
何気なく窓越しにベランダを覗くと、青虫が苗木のいつもいる場所を離れて隅っこにおり、それをロックオンするヤモリの姿が目に入った。窓を開け、撮影すべくスマートフォンを静かに近づけたが、微動だにしない。
ヤモリはフラッシュにも驚かない。捕食態勢に入っていたのだろう。だが音には反応し、別の茂みにダイブして姿を消した。危機一髪だ。奥さんも身を乗り出して見ていた。そして、青虫2号の未来に絶望して一言:
「衝撃だわ。2号、もうダメだわ」
ニホンヤモリ
"グーグル・レンズ先生"が撮影した画像を解析したところ、ヤモリはホオグロヤモリという。ただ、このヤモリは琉球列島や小笠原諸島にしか見られない。そのため、一般的なニホンヤモリだろう。
いずれにせよ、アオムシの成長を阻む天敵には違いない。
(写真〈上から順に〉:青虫2号をロックオンするヤモリ=りす、手の平に乗るニホンヤモリ。青虫2号を狙ったヤモリは体長10cmを優に超える=NAVERまとめ)
「芋活2020」シリーズ:
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