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輝き放った三好康児

ーコパ・アメリカ2019、ウルグアイ戦(上)

サッカー南米選手権「コパ・アメリカ2019」の第2戦で、日本代表が辛くもドローに持ち込んだウルグアイ代表戦。ユーチューブ(YouTube)で10分程度のダイジェストを見た限りだが、この試合で存在感を発揮したのプレイヤーとして、三好康児、中島翔哉、岡崎慎司の3選手を個人的に挙げたい。

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ニューヒーロー誕生

ウルグアイ戦で2ゴールの活躍を見せた三好。Jリーグに所属する22歳のサイドアタッカーは屈強な守備陣を切り裂き、スアレス、カバーニという世界屈指のストライカーがいる中で、この試合のマン・オブ・マッチ(MOM)にも選ばれた。一夜にして"ニューヒーロー"が誕生したと言える。

守りでは前線からボールを激しく追い回し、攻めのチャンスと見るや、ドリブル、シュートにも積極性がある。それが1点目のゴールにもつながった。日本代表初選出で、出場はまだ1試合だが、同じポジションの久保建英、堂安律に火をつける存在になりそうで期待できる。

ゲキサカによると、三好の活躍について久保は「代表での初ゴールは先を越されてしまいましたけど、本当にチームを救ったヒーロー。次の試合はそれが誰になるか分からないですが、本当に価値のあるゴールだったと思います」と賞賛しつつ、次戦での活躍を期したようだ。

変わる未来

海外メディアの評価も上々だ。サッカーダイジェストWEBでは、世界的ネットワーク局「beIN SPORTS」の電子版が「光り輝いたのはミヨシだ。ヒメネスのゴールがなければ、ウルグアイはこのビッグトーナメントで恥ずかしい想いをさせられたことだろう」と伝えたという。

これまでJリーグ内での期限付き移籍を繰り返してきた"若武者"三好。世界中のスカウトの目が集まる南米選手権での活躍で、海外移籍の可能性が広がったように見える。次の出場機会が正念場だ。同様の活躍ができるかが問われる。結果次第で三好の未来は大きく変わりそうだ。(続く)

(写真〈上から順に〉:ウルグアイ代表戦のMOMに選ばれた三好康児=Football ZONE WEB、「代表での初ゴールは先を越されてしまいました」と久保建英=ゲキサカ)

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りす=ハードボイルド
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