ビッグサプライズ
ー”アゲハの季節”
わが家のベランダにあるグレープフルーツの鉢植えに、ビッグサプライズだ。29日夕、脱皮を済ませたチョウの幼虫を見つけた。体長3cm、推定4令。文字通りの"青虫"が苗木のてっぺんに陣取り、若い葉っぱをモシャモシャ食べていた。これまで複数の幼虫を見つけたが、ちょっと大きくなると、相次いで謎の失踪を遂げ、全滅を覚悟していたところだった。一体どこに隠れていたのか、また一つ謎が増えた。
関連リンク:「『芋活2020』シリーズ」「『芋活2018-19』シリーズ」
サバイバー
青虫発見の一報に驚いた奥さん。あらためて調査し、BG(バルコニー・ガーディアンズ)リポート(※)をまとめた。それによると、ナミアゲハの幼虫らしき個体計4匹を確認。1匹は4令、残りは脱皮前の1−3令という。
1匹しか生存を確かめられなかった前日に比べて一気に3匹増。しかも、そのうちの1匹は4令というのだから、朗報以外の何ものでもない。先日、スズメに襲われる様子を目撃(※)し、全滅を覚悟したことが嘘のようだ。
ハイド・アンド・シーク
BGリポートは、わが夫婦と幼虫の"かくれんぼ"の記録と言える。われわれが"オニ"で探す側、幼虫が”プレーヤー”で隠れる側。今回の勝負は、オニの負けだと言わざるを得ないだろう。ただ、こんなに嬉しい負けは、後にも先にもなかなか味わえないはず。
苗木のてっぺんで見つけた青虫。その見つけてくれと言わんばかりの目立つポジションは、敗者を嘲笑っているかのようだ。だが、そのままでは甚だマズい。スズメの格好の餌食になる。今後、そのままにしておくべきか、奥さんと対応を話し合うところだ。
スズメが動きだすまでに結論を出す。
(写真〈上から順に〉:グレープフルーツの苗木のてっぺんで見つけチョウの幼虫。気づかないうちに脱皮を済ませていた。推定4令=りす、若い葉っぱをモシャモシャ食べる青虫=奥さん)
「芋活2020」シリーズ:
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