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Points of You®︎の体験会に行ってきました
今私が一番関心があるのが、これから起業しようとしている、PMスクール(プロジェクトマネージャー育成スクール)で実施する講義内容の充実です。
日本の教育は、「正解」を求める授業が小学校から始まり、中学、高校、と続き、さらに、大学、会社に入ってまでも、「正解」を求められる事があると感じています。
しかし、社会に出て見ると、いくら正解を探しても見つからないのです。
そして、不安になり、正解を求めて探し歩く、「正解探索ジプシー」となってしまう方が多いなと感じています。
小学校の国語の授業で今でも覚えている授業があります。
テニスを題材とした小説で、テニスの試合中に相手が転んでしまった時、相手コートに、ゆるくボールを返した選手の話でした。
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結局、その試合は、ゆるく打ったボールを返されてしまい、その後のラリーで打ち負け、試合にも負けてしまったというお話しだったと記憶しています。
この時、相手にゆるくボールを打つ事は、果たして良かったのかどうかということが、クラスで話し合いをおこないました。
(今考えると、この時の授業はいい授業だったなと感じます。)
わたしは、「ゆるくボールを打った選手の方が良い」という立場を取ったのですが、その他の大多数は、ゆるくボールを打って負けてしまっては何の意味もないという意見が大半でした。
確かに、その試合が、命を賭けるものであり、負けたら、自分の家族が皆殺しになってしまうという過酷なものであれば、ゆるく打つ事はないだろうと私は思ったのです。
わたしは、子供の頃から、勝ち負けにはあまり興味が無く、何でそんなに勝ち負けに皆んな拘るのだろうかと思った事を覚えています。
当時の私にとって大切なのは、気持ちであって、勝ち負けでは無かったのです。
しかし、今となって思うことは、この時どちらを選択しても、良かったのだという事なのです。
どちらの意見も正解であって、間違いはないというのが今の立ち位置です。
相手が、どんな意見を持ったとしても、それで良いのだろうと思う様になりました。
こんな感覚を味わえるツールが、「Points of You®︎」というツールだなと思っています。
相手の意見を尊重しつつ、様々な意見を取り入れながら、でも、最適な解を求め続けるという作業がPM(プロジェクトマネージャー)には求められます。
そんな時、相手を否定していては、他の人とぶつかるだけで、一向に前には進みません。
相手の意見も尊重しながらも、自分の意見も大切にする。
そして、それらを全部見極めた上で、ジャッジをしていく。
これが、PMにとって求められるスキルだなと思っていて、この訓練に使えるのが、Points of You®︎というツールなんだなと思っています。
まずは、「正解はどこにも存在しない事」を身体で覚え、それでも、最適解を最後の最後まで追求しまくるという姿勢を持ってもらう事が出来るような授業を、これからも追及したいなと思っています。